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カテゴリ:陳情令 全50話
※原作はBL作品ですが当ブログでは非対応です
陈情令 The Untamed 第9話「惑わしの霧」 大梵(ダイボン)山の頂上にある舞天女の祠(ホコラ)におびき寄せられた魏嬰(ウェイイン)@無羨(ウーシエン)、藍湛(ランジャン)@忘機(ワンジー)、聶懐桑(ニエホワイサン)。 その夜、傀儡となった村人たちが祠になだれ込み、3人に襲いかかった。 しかし危ないところで笛の音が聞こえ、傀儡たちは急に静かになって引き返して行く。 3人も脱出することにしたが、その時、石像の後ろから魏無羨を呼ぶ声が…。 (  ̄꒳ ̄)<江澄(ジャンチョン)だろ?出てこないとランジャンが切れんぞ?! すると江澄が姿を現した。 江澄は自分が魏無羨を心配だっとは言えず、姉・江厭離(ジャンイエンリー)が心配していると言った。 ( ー̀ωー́ )<巻き込んだのは誰だか… (^ꇴ^)<もういいだろう?俺がランジャンについて来たんだよ ( ತ _ತ)<… しかし江澄は魏無羨が藍湛をかばうのが面白くない。 ともかく何をしているかは知らないが、明らかに危険だとたしなめた。 「もし温姑娘がいなかったら…」 「温姑娘?温情(ウェンチン)も来てるのか?!」 「まずい、号笛(ゴウテキ)の音が止まっている」 江澄は温情が危険だと焦った。 魏無羨たちを助けてくれたのは温情だった。 温情はふもとで号笛を吹いて傀儡を連れ戻し、火術で動きを封じる。 しかしそこへ温晁(ウェンチャオ)の梟(フクロウ)が現れ、温情は近づかないようけん制した。 すると江澄が魏無羨たちを連れてやって来る。 江澄は早く逃げようと言ったが、温情は傀儡となった村人たちを救うため1人で残ると言った。 魏無羨は力を合わせて戦うべきだと訴え、村人が正常に戻る方法を教えて欲しいと迫る。 「いいわ、教える 村人を操る力は強くない、温晁が陰鉄(インテツ)の封印された梟を使っているだけ 村人を救うためには梟を殺さないと…」 そこで藍湛は魏嬰に金糸障(キンシショウ)を張って守るよう指示した。 魏無羨は温情たち3人を金糸障で囲い、その間に藍湛と梟退治へ向かったが…。 魏無羨と藍湛は梟を追って林の中へ入った。 その時、急に霧が充満し、付近は真っ白になって何も見えなくなってしまう。 (」゚ロ゚)」<らんじゃーん!らんじゃん!どこーっ?! ( ತ _ತ)<隣だ (๑・᷄ὢ・᷅๑)<いるなら返事しろよ すると藍湛はこれが梟が作り出した幻音(ゲンオン)の霧だと教えた。 魏無羨は早速、流光呪(リュウコウシュウ)で霧を晴らそうとしたが、呪文が書けない。 藍湛は幻音が方向感覚を失わせ、心を乱すため、念力を集中できないと説明した。 林に梟の鳴き声が響き渡った。 その時、突然、藍湛を捕らえるべく鉄鎖が飛んでくる。 藍湛は何とか避けて無事だったが、魏無羨は次第に霧のせいで頭がクラクラして来た。 すると藍湛は五識を閉じるよう声を掛ける。 こうして2人は霧に惑わされず、目を閉じたまま迫り来る鉄鎖を見事に撃退した。 しかしやがて鉄鎖がいきなり魏無羨の首を捕らえ、そのまま引きずられてしまう。 魏無羨は木に巻き付けられ、首を絞められた。 そこで咄嗟に死んだふりをすると、梟が魏無羨を仕留めたか確認するため降りて来る。 魏無羨はその瞬間、梟の首根っこ捕まえ、ちょうど駆けつけた藍湛が魏無羨の鉄鎖を切り落としてくれた。 梟は死んだものの、操っている温晁は見つからなかった。 仕方なく江澄たちの元へ戻って行った2人、すると隠れていた温晁が現れる。 「役立たずが」 温晁は梟を消して戻って行った。 霊識が戻った村人たちは我を取り戻していた。 しかし江澄たちの姿がない。 魏無羨と藍湛が付近を探していると、墓地にいる江澄たちを見つけた。 どうやら傀儡になっていた村人たちの中に温情の知り合いがいたらしい。 魏無羨は温情にここは一体どんな場所かと聞いた。 「一族が埋葬されているの」 「じゃあ、あの祠も?」 「ええ、ウェン氏の祠よ」 温情の一族は岐山(キザン)温氏の傍系(ボウケイ)で医術を専門とし、岐山を離れて代々ここに居を構えていたという。 「まさかあんな惨劇が起こるなんて…」 温情がまだ幼い頃、舞天女の石像が突然、暴れ出し、祠に集まっていた一族が襲われた。 温情は咄嗟に岩陰に隠れたが、弟の温寧(ウェンニン)が逃げ遅れ、霊識を吸われてしまう。 父親は息子を助けるため石像に体当たりして犠牲となり、温情はその間に何とか弟を連れ出すことに成功した。 「残った温氏は私たちだけなの…」 その後、温情と温寧は仙督に引き取られたという。 魏無羨はようやく水行淵(スイコウエン)で温寧が白眼になった理由を知った。 しかしなぜ急に舞天女が暴れ出したのか。 一方、温晁は父・温若寒(ウェンルオハン)に温情が裏切ったと報告していた。 しかし温若寒は温晁が梟を使って温情の一族を傀儡にしたせいだと指摘、薛洋(シュエヤン)に合流しろとの命に背き、なぜ藍湛たちを襲ったのかととがめる。 「陰鉄を探してまいれ!2度と仕損じてはならぬ!」 魏無羨と藍湛は舞天女と陰鉄に関わりがあると気づいた。 そこで魏無羨は空腹を訴える聶懐桑と江澄を連れ、鶏を捕まえに行く。 しばらくすると魏無羨だけが戻り、藍湛と一緒に温情を追求した。 しかし温情は幼かったので何も知らないという。 「雲深不知処(ウンシンフチショ)から温晁が追ってくる理由も知らないと? 何も知らないなら、なぜ俺たちを助けたんだ?」 「ウェイウーシエン、あなたは阿寧を助けてくれた、これでおあいこね」 「舞天女に欠けているのは陰鉄だな? 俺たちは村へとおびき寄せられ、老婆から祠に案内された そして舞天女はランジャンだけを捕らえようとした 目的が陰鉄でなければ納得できる理由はただひとつ…」 (^ꇴ^)σ<ランジャンに惚れたんだ! ( ತ _ತ)<黙れ! 大梵山は地形や方角もよく、霊力あふれる地のはずだった。 しかし霊力が枯れ、なぜか奇妙な気配が漂っている。 舞天女は天地の霊物だが、人形(ヒトガタ)に変化(ヘンゲ)するには外力が必要なはずだ。 そもそも100年も平穏だったのに、なぜこの20年間、人の霊識を吸っていたのか。 魏無羨は考えられる理由はただ1つだと言った。 おそらく埋め込まれた陰鉄が水祟(スイスイ)のように岩を人形へと変化させたのだろう。 そして10年前、誰かが陰鉄を取り出し、霊力を取り込めず、人の霊識を吸い出したのだ。 「陰鉄を取り出した者が温若寒だ」 温情は図星だったが、認めなかった。 そこで藍湛は温若寒が最後の陰鉄まで奪えばさらなる犠牲を出すと警告し、最後の1つの場所を教えて欲しいと頼む。 しかし温情は温若寒にも育ててもらった恩があり、協力はできないと断って行ってしまう。 そこへちょうど江澄と聶懐桑が戻って来た。 魏無羨たちは大梵山を越え、櫟陽(レキヨウ)にやって来た。 魏無羨は早速、櫟陽の銘酒・常山紅(ジョウサンコウ)を試飲していたが、藍湛は無視して先を急ぐ。 「どこへ行くのさ!」 ↓魏無羨に紐を引っ張られるたんたん 藍湛は櫟陽の仙門世家だと答えたが、魏無羨は急に訪ねたところで何も聞き出せないと止めた。 そこへ清河へ帰ったはずの聶懐桑が戻って来る。 実は迎えに来ているはずの孟瑶(モンヤオ)がまだのため、どこかで休みたいと言った。 魏無羨はちょうど良かったと喜び、まず人で賑わう旗亭(キテイ)酒楼へ行こうという。 客の出入りが多い酒楼なら、奇妙な出来事が起これば必ず噂になるはずだ。 魏無羨は給仕に多めの金を渡し、それとなく変わったことがないか聞いてみた。 すると給仕は城門を出て数里行くと見えてくる美しい建物が擽陽常(チャン)氏の屋敷だと教える。 仙門世家で大所帯ではないが十数人が住んでいた。 しかし最近になってこつ然と姿を消したという。 「それが夜になると屋敷から聞こえるんです、強く扉をたたく音が…それも十数日、連続ですよ? 天地も震わす轟音で、中からは鳴き声や叫び声も…まるで全員が閉じ込められているように」 江澄は中を確かめたのか聞いたが、給仕の話では昼間は誰もおらず、夜に物音がするという。 その時、藍湛の懐にある陰鉄が急に呼応した。 藍湛は何とも言えない苦しみに襲われ、ふと常氏の惨劇が頭に浮かぶ。 「ランジャン!」 「…行くぞ、常氏の屋敷へ」 しかし聶懐桑はここで孟瑶を待つと断った。 やがて日が暮れる頃、魏無羨たちは常氏の屋敷に到着した。 屋敷は静かだったが、陰鉄が激しく反応している。 どうやらここで陰鉄が使われたらしい。 その時、激しく門をたたく音がした。 魏無羨は念のため呪符を放って門を開けると、惨殺された常氏一族の亡骸が一面に転がっている。 骸(ムクロ)は青ざめ、白眼、首には赤い亀裂の紋様…。 どうやら死ぬ前に傀儡にされていたらしい。 つづく ( ๑≧ꇴ≦)え?何?10年前?20年前?どっちよ?w それにいつの間にか江澄も陰鉄だって知ってるし…あれ? でも次に行くw お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020.04.12 14:41:51
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