インフレ税とインフレヘッジ
今日の株価は割合堅調でありました。円相場も介入があったにも関わらずドル円で157円を伺うような感じです。そして消費の冷え込みから下手をすると不況とインフレが同時に進行するスタグフレーションになるのでは?と言われております。僕的にはスタグフレーションになってもおかしくはないと思います。世間の人はどう思っておられるのか知りませんけど今は確実にインフレです。物価が上がるわけですからそれに見合うお給料も上がらないと確実に消費は落ちます。だって使えるカネが限られているんだもん当たり前ですよね。米国やK国のようにカネがなければクレジットカードでも使ってどんどん買えばいいんだと言う発想をする日本人は少ないと思います。ではどうするかと言うと節約をするわけです。しかしデフレの時代ならこの節約という方法にも大きな意味がありました。溜め込んで使わなければ時間の経過と共に貨幣価値が上がっていったわけですから、実質可処分所得は増えていくことになります。デフレ時代では、貨幣を溜め込んで使わない方が得をしたわけですね。最近の消費の減退はインフレで物価が上がったために民衆はお買い物をしないで節約していることが伺えますね。当然預貯金も増やしていると考えられますが、インフレ時代でこのデフレ戦法はまったくのダメ戦法ということになります。何故ならインフレによって、可処分所得が時間の経過とともに棄損していくからであります。それだけではありません。国民の可処分所得が減った分だけ、政府の財政は改善して行きます。インフレ下では借金をたくさんしている政府にとっては、実質的に借金が目減りしていくことになります。これをインフレ税と言ったりしております。言わば所得が国民から政府に流れているのと同じことが起こるわけです。もちろん実際にインフレ税と言う税金があるわけではありません。しかし、国民が一生懸命節約して貯めた預貯金は時間の経過とともにインフレに浸食されて価値が無くなって行きます。反対に政府の持つ膨大な借金はこれまた時間の経過とともに実質的には次第に減っていくことになるわけです。なんか腹立ちませんかね。更に商品価格に比例する消費税は物価が上がれば 消費税も上がりますから政府の懐勘定は改善して行くわけですよ。これなんかマジでインフレ税ですよね。あんななんの役にも立たないクソ議員やキチダに所得を巻き上げられているかと思うとはらわたが煮え繰り返る思いがしますよね。インフレ時代の資産防衛策は節約ではありません。インフレ率を上回るパフォーマンスを出すものに通貨を交換する以外にインフレヘッジをする方策はないです。すなわち株式資本や不動産あるいは貴金属などに貨幣を交換するべきですね。クラウドファンドなんかだと海外不動産にも投資できますのでかなり美味しいと思いますよ。なにせ、為替差益が入って来ますからね。 僕的にも7〜8年前からクラウドバンクの海外不動産に投資しておりますが為替差益などで月に1万円以上稼げますので、これで携帯.通信費を賄っております。クラウドバンクは今まで一回も焦げ付きを出しておりませんのでかなり安心して投資できると思います。しかし、株でもなんでも投資ですから常にリスクは付きまといます。インフレ時代はリスクを平気で取れるような度胸や出来るだけリスクを回避することができる知恵が求められます。もちろん投資の能力やノウハウを身に付けるのは必須項目です。しかし、投資ができないようなお方は国家や企業にしがみ付いて所属する組織に滅私奉公して仕えるべきです。こんなインフレ時代に能力もないのに世間に放り出されたら一貫の終わりでつよ。誰かに助けてもらおうなんて甘い考えなんかしていると必ずトラップに嵌め込まれますから注意してくださいね。株塾とか言ったような甘い罠が投資の世界にはいっぱいありますからね。こわいですよ。それから給付金とか補助金とか言ったバラマキはますますインフレを助長するだけですからあてにしない方が身のためだと思います。それでも投資はしないで節約して預貯金をして耐え忍ぶと言うのならどうぞご自由に。とゆーわけで本日のプチ株はKDDI (9443) 2株カイ本日もお仕事お疲れ様でした〜。