There is no free lunch

【栃木】安愚楽牧場経営悪化　年利3.8％の高利回りで人気の和牛オーナー商法、出資者ら「元金だけは返して」
http://best.2chblog.jp/archives/51923952.html

もう１ヶ月前になりますが、この安愚楽牧場の破綻のニュースを見て思ったことは、「年利３．８％程度なら、配当利回りの高い株を分散して買った方が良いのでは」ということ。

年利３．８％の期待リターンで数千万円も牛に注ぎ込むくらいなら、分散できて、マーケットで自由に売買できて、四半期ごとに財務諸表が開示されて状況を確認できる株の方がはるかに良いと考えます。

実際にそのようなことが可能かどうか、日本株をスクリーニングして、事業基盤がそこそこ安定してそうな銘柄を私の主観で３０銘柄選択し、試しに１億円をほぼ均等になるように配分してみました。



・株価は９月２日の終値、税率は１０％で計算。
・ざっくりとしか確認してないので、中にはよろしくないのも混じってるかも。
・いくつかの銘柄は私自身、実際に保有しているものもありますが、買い煽りを目的とするものではありません。

このような銘柄を丹念に安値で拾っていき、市場暴落時にまとまった買いを行えば、そこそこ大きな金額でも年３．８％程度の収入（税引後）が期待できるポートフォリオの構築は十分可能ではないかと。

決算を確認して配当の継続性が期待できなくなってきた銘柄は外し、他の銘柄に入れ替えるなどの手間は必要になってきますが、変な金融商品を買うくらいなら、日本株の方が断然お買い得だと思います。