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フライブルク日記

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2018/02/20
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久しぶりに本を出しました。
2015年から2016年にかけて、100万人もの難民を迎えたドイツで、どのようなことが起こり、ドイツのおとなや子どもが、どのようなことを体験し、考えたのかを、物語のようにつづった本です。
小学校高学年から中学生向けの本ではありますが、おとなにも参考になることを念頭に書きました。
現在は、新たに入ってくる難民は減りましたが、難民の問題は解決したわけではありません。
シリアの紛争・戦争はいまだに続いていますし、アフリカからも多くの難民がヨーロッパに入ろうとし、途中で溺れ死んだり、リビアにとどめられて過酷なキャンプ生活を余儀なくされたりしています。
一方では、難民がヨーロッパ、ドイツに着いたからといって、仕事が誰にでもあるわけではなく、難民をかかえる自治体の方も予算があるわけでもなく、問題や不満は山積みで、難民に対する市民の感情や意見も大きくわかれています。
そんな中でも、難民と市民との交流、あたたかい友情関係、楽しい企画といった、小さな成功もあちこちで見られています。
わたし自身も、ドイツ人から見れば移民の一人です。頼みもしないのに、勝手にやってきて住み着いたガイジンです。
ですから、複雑な思いで、現状を観察しています。
命からがら逃げて来た難民の立場、異文化・異なる宗教や習慣を背景とする大量の人がいきなり隣人となったドイツ人の立場、両方の気持ちや状況を思うと、これだけが解決策、といったものがないこともわかります。
究極的な解決策は、そもそも難民が出ないような世界の状況をつくりあげることにつきるのでしょうが、それを誰が担うのか、、、。そのようなことが可能なのか、わたしにはそこまで言える資格も能力もありません。
まずは、この2年間にドイツでどのようなことが起こったのかを、ドイツ人たちがどんなことをし、どんなことが起こったのかを、難民や移民とドイツ市民との付き合いなどを、楽しい出来事も含めて、生き生きとお伝えできえていれば、幸いです。





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Last updated  2018/02/20 09:43:20 PM
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