VOLーNETの勉強会
昨日は、VOL-NETVOL-Netの勉強会にいってきました~ 久々に、都合がついたのと、丁度、聞きたい内容だし、場所も自由が丘で近いので、よかったです。「乳がん薬物療法のこれまでとこれから」というテーマで帝京大学のがんセンター高野先生が講師でお話をされました。乳がんとは全身病である。 乳房の原発巣ではなく、全身への遠隔転移が運命を左右する。 遠隔転移を抑えるには、全身治療が重要 理想的には腫瘍内科医がかかわるべき 局所治療はできるだけ小さく、美しく 治療方針にAdjyubannt!Onlineを使うのもひとつの目安である。遺伝子による個別化治療の時代へと流れはなってきてるようです。OncotypeDXといって、腫瘍組織から遺伝子をとりだして、解析21遺伝子(mRNA)の発現をスコア化 予後を予測化学療法上乗せ効果を予測 高リスクの場合のみ化学療法の効果が期待できる 中リスク以下では不要な化学療法を回避できる遠隔再発リスクを予測化学療法の効果を予測また、転移性乳がん治療、トリプルネガテイブ乳がんについて、そして、トラスツズマブとラパチニブについてのお話がありました。 ラパチニブは分子がトラスツズマブ(ハーセプチン)より、小さいので、頭にも有効とみられています。ラパチニプは副作用があります、皮膚と下痢で、これは、ほとんどの方にでる副作用だそうです。ラパチニブはまだ、認可がおりてませんが、早く、おりてほしいと思います。ペパシズマブ(アバスチン)のお話もありました。分子標的治療薬も、他の癌にもそうだけど、色々な癌に効果がみられるものもあるので、どんどん、認可が進むといいと思います。また、医学は進んでいて、高野先生は、30年後に、昔は髪の毛がぬける、抗がん剤が主流だったんだよ・・今は違うよねというふうに、進歩していくとおっしゃってました。確かにそうかもしれませんね・・・ お薬の名前が色々とでて、頭の中をくるくると回っていてましたが、ひとつのお薬で効果がないくても、また、今効果があるお薬でも効き目がなくなってしまっても、まだまだ、使えるお薬は、沢山ある!!長生きできそうだわ~と思いました。今回、ERI2007さんと一緒に参加しました~会場で、たかまん1103さんともお会いでき、とても嬉しかったです~