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テーマ:ささやかな幸せ(6729)
カテゴリ:パンの話
自分がパン屋さんで働いているから・・・ という訳ではありませんが、 どうしても他店が気になります。 私の中では、本屋さん、器屋さんに次いで 時間が許せば寄ってみたい場所です。 全国には超有名店から、 街の片隅で地域に根ざして頑張っている店まで どれだけのお店があることでしょう。 そんな中で、私が憧れるお店のうちの一軒が この本にも紹介されている ベッカライ『徳多朗』 さんです。 まだお店に行ったことがありませんが、 行った方の話しや、本に紹介されている記事を見て、 チャンスがあれば是非・是非行ってみたいと思っています。 駅と駅の間で、ちょっと分かりづらい場所にあり 駐車場もないそうです。 車で買いに行く人は、 運転手さんに店の前で降ろしてもらい パンを買う間近くをぐるっと回っててもらうそうです。 狭い店内は何時も人でいっぱいで、 すぐ売りきれてしまうらしいです。 それだけ、美味しいからなんでしょうが、 商品もさることながら、 お店の方の対応が素晴らしいと聞きます。 沢山のお客様がいても、パンを丁寧に包み、 ひとりひとりへの対応に心がこもっているそうです。 雪が降っている日には、 「雪の中ようこそいらっしゃいました」 会計が終わると、 「足元に気をつけてお帰り下さい」と言われるらしい。 美味しいパンを買ったうえに、 そんな言葉をかけられたら幸せ気分100%ですよね。 それと、もうひとつ、ここの奥さんである 徳永久美子さんにとても引かれるのです。 本も出ているのでご存知の方も多いと思います。 ご主人と二人三脚で美味しいパンを作る毎日ですが、 雑誌にある日の日課が載っているのを読み、 私は穴があったら入りたくなりました。 夜中の2時から仕込みが始り、 小さい子供の世話もしつつ家事をこなし、 パン屋の仕事も夜遅くまであり、 いったい何時寝られているのかと思いました。 好きな事とはいえ、明るく元気にパン作りに情熱をかける 徳永さんの生き方に引かれます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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