3月6日の花物語
☆3月6日花名花言葉ヒナギク(ひな菊)純潔、お人よし、明朗オウバイ(黄梅)恩恵【花占い】 天使のように明るくて無邪気。素直に捉える純真な人です。策を弄されると、簡単にだまされるほうですね。愛しているふりを装って近づいてくる人をしっかり見抜き、自分を守らなければなりません。さもないと天使の羽もボロボロに。純粋無垢なのがあなたの魅力ですが、ときには疑うことも必要です。★由来・物語【ヒナギク(ひな菊)】 美しくて可愛い森の妖精ベルデスが、ある日、恋人のエフェギュスと芝生で楽しく踊っていると、果樹の神ベルタムナスが通りがかったのです。そして、ベルデスに一目惚れしてしまいました。ベルタムナスがあまりにしつこくつきまとうので、ベルデスは、天に助けを求めました。神は、ベルデスの恋人への愛を可哀想に思い、ひな菊に変えたという話です。★☆★ひな菊☆★☆ ペリデスという森のニンフ(精)がいて、愛を誓ったエフィジウスと楽しくダンスを踊っていたところ、それを樹園の守神ヴェルツムヌスが見つけて追いかけてきましたので、それを逃れるためにペリデスはひな菊の花に化したという古い伝説があります。 ****************************** 昔カレドニアのモルヴェンに、マルヒナという未亡人がいました。 勇敢なる夫が戦死し、続いてその愛児も病気で死んでしまいました。 マルヒナは、二人の後を追って自分も死にたいと無き悲しんでいたので、近所の少女はこれに深く同情し、勇敢なマルヒナの夫を讃える歌を歌って慰めました。 そしてまた、少女達は小さくして死んだマルヒナの愛児のために、「ひな菊の歌」をうたって慰めました。 その歌によって慰められたマルヒナが、歌の調子に引き込まれて、黄金の琴を取り出して新生の曲を弾くうち、憂いはいつしか薄らいでゆくのでした。 この時から、モルヴェンの少女達は、ひな菊の花を嬰児に捧げて、その寿を頌(しょう)する習わしとなりました。※その寿を頌する 訓読みで「ほめたたえる」とあります。調べてみると「天帝の徳を頌する讃美歌」とか、「美術愛好家を頌する」とかあります。これらの文の意味合いから推察すると「ひな菊の花を嬰児に捧げて、その誕生をほめたたえ喜びあう」様を指しているというところでしょうか。【オウバイ(黄梅)】 中国では『迎春花(インチュンホワ)』と呼ばれています。名前の通り、春一番に梅に少しだけ似た鮮やかな黄色の花ですが、梅の仲間ではありません。ジャスミンの仲間。香はありません。オウバイモドキと呼ばれるウンナンオウバイは、花びらが多く、落葉しません。【花占いとは】 花占とは、誕生花の生態、人々の捕え方、花言葉などを統合し、花を人に例えた表現です。 ★参考文献☆ 花ことば・花の伝説 編著 下田惟直★参照サイト☆ フラワーファーム GreenBellオウバイ(黄梅)★☆彡ブログランキング始めました♪ よろしければポチッと押してやってください。★☆彡 『空の独り言』傷ついている地球がよくなることを祈って。