カテゴリ:Linux
今日は晴れて温い。
FMV-A8270に Alter Linux をインストールしたのコメント欄に最新版をインストールしてみてほしい、っちゅうリクエストがあったのですが、Raspberry Pi Pico にハマってるので、ナカナカ機会がありませんでした。が、ちょうど時間ができたので、Alter Linuxの最新版をダウンロードしてインストールしてみました。選んだのは、64ビット版、XFCE、日本語で現時点ではalterlinux-xfce-ja-2020.12.30-bcf92d0d-x86_64.isoが最新となるようです。ダウンロード時に気づいたけど、32ビット版もあるんやね。 Alter Linuxは日本の学生さん達が開発してるということで、日本語環境には期待できます。(2020年8月時点では少し残念でしたが... (^^;) また、推奨環境はAlterLinux(あるたーりなっくす)に書かれてるように、 推奨動作環境 CPU: 1.5 GHz, x86_64, デュアルコア RAM: 1 GB 16 GB以上の空き容量 っちゅうことなので、ThinkPad X220i (Celeron 847 1.1GHz, メモリ4GB, SSD80GB)にインストールしてみることに。推奨環境より少しクロックが遅いけど、まぁ、いいでしょう。一応、2コア2スレッドやし。(^^;; っちゅうことで、ISOファイルをダウンロードしてRufusでUSBメモリに焼いたのですが、ddモードで焼かないとうまくブートできませんでした。ブートしたら、デスクトップにある「Alter Linuxをインストール」を実行します。GUIインストーラで言われるがままに設定していけばインストールできます。手動でパーティションを設定する場合は、/boot/efiパーティションを設定する必要があるので注意。 インストールが完了したら、ブートローダが起動します。 ブートローダ デュアルブートの検証用にWindows 10もインストールしておいたのですが、ちゃんと選択肢に出てきます。 ログイン画面 ログイン画面もちゃんと日本語化されていて期待ができます。その期待通り、デスクトップの日本語化はバッチリ、日本語入力も fcitx-mozc で設定済でした。 LibreOffice Writerで試してみる メニューはこんな感じ。 左上角のメニューを開いたところ アプリケーションは大概のモノが揃ってます。ブラウザはChromiumやったので、Firefoxを追加しましたが... (^^;; また、画面下部にランチャーがありますが、ここにアイテムを追加する方法がちとめんどくさかったので紹介します。まず、ランチャーに加えたいアプリケーションを起動します。起動すると、ランチャーの右端(正確にはランチャーの右横)にアイコンが表示されるので右クリックします。すると、タスクバーにピン留め、っちゅうのがあるので、それを選びます。 タスクバーにピン留め これでランチャーに追加(?)されたのですが、順序を入れ替えたいときには、Ctrlを押しながらアイコンをドラッグして、ランチャーの好みの位置にドロップします。これで、ランチャーにアプリケーションが追加されます。 FirefoxでYouTubeを見てみたのですが、さすがに1080pはツライですが、720pなら問題なく視聴できました。メモリ使用量は1.4GBぐらいで少ないとはいえませんが、4GB積んでれば問題ない程度です。LibreOfficeも体感的には問題なく使えたので、全体に動作は軽いと考えて良いでしょう。 Alter Linuxのデスクトップ 2020年8月のFMV-A8270へのインストールでは、インストール直後には日本語入力が設定されてなくて残念な結果でしたが、今回は使い勝手も含めて日本語ユーザにとって全く問題がありません。ナカナカ優秀です。私の苦手なArch Linuxベースというところが気になりますが(^^)、パッケージの不整合さえ起きなければ問題はないわけですし、パッケージ周りはGUIで扱えるようになってるので、まぁ、大丈夫でしょう。 っちゅうことで、日本語ユーザにとってオススメできるディストリビューションだと思います。 --- 11:50 --- お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
April 11, 2021 11:50:13 AM
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