カテゴリ:Linux
今日は晴れて温い。
Gentoo系のLinuxはほとんどインストールしたことがないので、Calculate Linuxをiiyama W515TU(Celeron N2830 2.16GHz, メモリ4GB)にインストールしてみました。エディションがいくつかあるのですが、軽そうな LXQtエディションを選んでみました(Calculate Linux Desktop 21 LXQt)。 torrent を使うのは嫌だったので、下の方にあるUse the closest mirror to download from a HTTP/FTP serverのミラーリストからISOファイルをダウンロードしました。香港のサーバが割と速かったです。 ISOファイルを Rufus でUSBメモリに焼くのですが、ddモードでないとインストール時にエラーが出ました。USBメモリから起動してライブセッションを開きます。デスクトップにインストーラのアイコンがあるのでクリックして起動します。自分でパーティションを切ってインストールする場合には同じくデスクトップにある gparted でパーティションを切っておく必要があります。更にどのパーティションにインストールしたいのかメモっておいた方がインストールのときに便利です。 インストーラにはアジア系の言語選択がないので、English でインストールを進めます。基本的にインストーラの指示に従って進めればOKです。ただ、自分でパーティションを切ってインストールする場合、Layout の画面にある自動設定項目にチェックを入れるとインストーラに怒られます。(^^; また、UEFIブートさせたいときには、Advanced Optionsの中の UEFI boot を有効にする必要があります。 ユーザ情報を入力するときは guest アカウントの名前を自分のアカウント名に変更するのが楽ちんかもしれません(所属する group を入力する必要があるため)。 っちゅうことで、クセのあるインストーラですが、何とかインストールは完了。当然、起動直後は英語でしか表示できないのですが、LXQt Configuration Centerのlocaleで日本語表示に切り替えることができます。 LXQt Configulation Center(日本語化した後です(^^) Localeを選ぶ(日本語化した後(^^) Japanese を追加する(こちらも日本語化した後(^^) これで日本語表示はできるようになります。 日本語入力に関してはコマンドラインで fcitx-anthy をインストールします。emergeコマンドを使用するためには root になる必要があります。 su - emerge --sync emerge fcitx-anthy fcitx-configtool fcitx-qt5 また、~/.xprofileに、 export GTK_IM_MODULE=fcitx export QT_IM_MOULE=fcitx export XMODIFIERS=@im=fcitx を追記して、一度ログアウトします。再度ログインしたら日本語入力が使えるようになっています。 日本語入力もできるようになった Calculate Linux ではアプリケーションの全てが日本語対応になってるわけではないようです。上図の Libre Office にしてもメニューの言語としてアジア系の言語は選択できませんでした。Firefoxでは設定の言語を日本語にすればメニュー等も日本語になりますが... アプリケーションのインストールはemergeコマンドで行いますが、ソースのコンパイルをしてるのかどうかはイマイチ分かりませんでした。Gentooといえばソースからのコンパイルによるパッケージインストールと思っていたのですが... Calculate Linux Desktop 21 LXQtのデスクトップ デスクトップとしてはランチャーもあるし、メニューもシンプルやし使いやすそうです。パッケージのインストールがコマンドライン、っちゅうのが一般受けしにくいところですが、Gentoo系のディストリビューションとしてはとっつきやすい感じはします。 --- 14:40 --- emerge でインストールやアップデートするとき、ソースをダウンロードしてコンパイルしてるようです。CPUやメモリが少ないとアップデートに時間がかかりそう。(^^;; --- 18:55 --- お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
May 4, 2021 06:57:43 PM
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