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テーマ:合気道。(539)
カテゴリ:武術・武道ノート
宮本武蔵,「五輪書 水の巻」に足づかいのこととして
武蔵の足運びのしかたが、説明されています。 陰陽の足とは片足ばかり動かさぬもの也。 宮本武蔵,「五輪書」角川文庫 渡辺一郎・校注 より引用 これが、合気道の稽古の時の足はこびは、同じです。 片足ばかり広くひろげては、自分で崩れてしまいます。 後ろ足を、置いてけぼりにする人をよく見かけます。 両足を動かしてこそ、体(たい)が運べるものだと思います。 片足ばかり動かすのは、体が居着くことです。 両足を生かしてこそ、 軸の切替え動作による技のこなしが出来ます。 武蔵は、こうも言っています。 常の足、普段歩くように戦いの場でも歩けと。 武蔵は身体感覚を磨き、 普段の歩くことさえ ”武芸”として昇華していたのです。 私も ”歩く、座る、立つ”ところから合気道の技が 始まっていることを心がけたいです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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