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2006/10/13
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カテゴリ:創作ノート
インド北部からネパールにかけて
ミティラーといわれる所があった。

この地域で
ブッタ(お釈迦さま)や
ジナ(ジャイナ教教祖マハーヴィーラ)が生まれている。
祈りの故郷といってもいいところ。

そこに女性から女性に何千年もの長い年月
伝えられた祈りの絵、ミティラー画(マドゥバニ・ペインティング)は、
現代に到り、世界の人々の目に触れることになった。

 ミティラー画を目にした
 現代画の巨匠”ピカソ”は
 感嘆の声をあげたと言う。



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ビシュヌ神(nobonabe所有)
図はきのう買った、手描きのミティラー画です。
「ヴィシュヌ神」右手にチャクラというリング状の武器を持っています。


きのう、渋谷にミティラー画展を見に行きました。

新潟にある”ミティラー美術館”の
中越地震からの約二年ぶりの復興を記念して
開催されているものです。

美術館の復元の模様を写したパネルがありました。
地震で壊れた、インドの美術品たちの写真・・
豪雪の中の作業・・

そしてその前に、
壊れた破片を継ぎ合わせた大きな壷がありました。
日本の地震から蘇ったインドの壷です。
 
自然の大きな力のなか、生かされ、翻弄される人間の

倒れても起きあがり、死んでも生まれ変わる。

そんな営みを象徴しているような気がしました。

なぜか涙が一粒・・




 貧しいから!食べ物がないから!薬がないから!

 暑さや寒さが厳しいから!!

 地震や、洪水が襲ってくる自然に
 直接接しているから!!

 祈りが生まれる・・

 神々が心の中で感じられる。

 ひとつの微笑みが、どれだけ大事なものか

 知っている。

 その大事な祈りの心が

 絵として生まれ私の前にある。



デモンストレーションで
床に敷いた大きなミティラー画を描いている女性がいました。

インドの衣装を着た年輩の女性、
カルプーリーデーヴィーさんという方です。


彼女が、立って見ている、僕に、にこっと微笑み
あちらの言葉で話しかけてくれました。

ゼスチュアから、もっと近くで見なさい。
と言ってくれたんだと感じ

しばらく、側に坐り、絵を描く作業を
間近で見ることができました。

ありがとうございました。

いいもの・・、
よい微笑み・・
祈りの宇宙画

そんなものに出会えた一日でした。




☆参考☆

以下 ミティラー美術館のHPより引用

インド・ビハール州北部の南北をガンジス川とヒマラヤ山麓に囲まれた広い平原地帯は、
古来ミティラー王国と呼ばれていました。仏陀やジャイナ教の始祖マハービーラを生み、
インド最古の叙事詩「ラーマーヤナ」の舞台としても知られており、
全インドや東南アジアの文化に広範な影響を与えてきました。
この地において女性たちは、3千年にわたり、母から娘へと壁画を伝承してきました。

灼熱の日照り、長い雨期、洪水、旱魃(かんばつ)、
地震、ヒマラヤの極寒の風。自然の脅威に対して、
作物の豊穰、夫や子供の幸せを祈って、ミティラーの女性たちは土壁や床に描きつづけてきました。
太陽・月の運行にあわせた豊かな儀礼、
家庭祭祀のたびに宇宙創造や自然神、ヒンドゥーの神々が、
素朴な家の壁を飾るかのように描かれています。

このすぐれた壁画の伝統は、
1934年ビハール州を襲った地震の被災状況の調査に訪れた
イギリスの行政官W.G.アーチャーのよって報じられていたが、
60年代後半、故インディラ・ガンジー首相のブレーンであったププル・ジャヤカール女史が、
この地域の女性の自立のために伝統壁画を紙に描くことを奨励したことから、
欧米諸国にも広く知られることとなりました。


 こちらで絵が見れます*ミティラー美術館

☆インド地図、ミティラー地方☆
(たばこと塩博物館、ミティラー美術館展解説シートより
インド地図




 





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最終更新日  2006/10/13 06:29:13 AM
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