歌の力とは、思いもかけない形で、ぐさりと心に突き刺さってくるところにある！
別に好きでもないのに、友人からたまたまもらっていたスピードの試聴用テープを深夜帰宅途中に車のデッキに突っ込んだことがある。
当時は大ヒットしていたので、聴き覚えのあるナンバーが流れる。
４曲目の『ステディ』という曲で、やられちまった！
不覚にも泣いていた・・・
当時、まだ若かったメンバーの振り絞るようなボーカルで、
見事におじさんはイカされちまったってわけ。



同じく、明け方帰宅途中。
その日はカーラジオを聴いていた。
すると、鶴田浩二の『傷だらけの人生』が流れてきた。
昔、子供のころにテレビで観たことがある。
鶴田浩二が耳に手をあてて、台詞をいうやつだ。
ところが、詩が胸に入り込んできやがる。
不覚にも泣いた・・・
深夜の第三京浜下り、薄い夜明け前の光がいけないのか？
単に俺がオヤジに成り下がっちまったのか？



まあ、そんなこともありますよ。。。
それもロックなのだ・・・と、いい聞かせてみる。。



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