カテゴリ:ふと
娘とこの映画の予告編をTVで観ながら、
「絶対食べないよね~」 「そうそう可愛そうやん、あんだけ可愛がってたら」って話をしていた。 映画の結末が気になっていた。 しかしこれは実際にあった話で、 ドキュメンタリーとして10年以上前にテレビで放映されてすでに話題になっていたことを知り、 動画サイトでもアップされているので観てみた。 なんていうか、 あまりにひどい話です。 もともとスーパーの豚と生きている豚を同一のものと思えない子供に、 最後は食べることを目的で始めた豚の飼育。 まず食べることが前提で飼いだした豚にPちゃんと名付けること自体すでにペットでしょ。 ありえん。 2年もPちゃんの世話をすれば情が沸くのも当然のこと。 この先生はそんなことも理解できないで何が教育者かと。 ペットは家族同然なのに。 教育者以前の問題だわ。 最後は自分たちでは処分しきれずPちゃんは食肉センターに連れて行かれるのだけど、 その時点でこの試みは失敗でしょう。 泣きながらトラックを追う生徒を見てわたしも泣けてきた。 何も知らずに餌を食べているPちゃんの姿を見て号泣しそうになった。 あんまりだ。 自分の子供がこの先生のクラスじゃなくて本当に良かったと思った。 そもそも家畜とペットはまったく違う。 中国人だって食べる犬と、ペットの犬は区別する。 こんなことでいのちの大切さは伝わらない。 ペットをもう飼えないからと保健所に引き渡す人間となんら変わらない。 怒りまくってるのでまとまんないけど、 とにかく腹が立っています。 「命の授業 豚のPちゃんと32人の小学生」1 このあと3まで続きます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
むかし「菊次郎とさき」だったか たけしのドラマで
大事に姉ちゃんがかってた 鶏をお父さんが 姉の留守をいいことにさばいて 鶏鍋にしちゃって。姉ちゃんが「あれ~いない どうしたの」といったら みんな沈黙して鍋をみるシーンがありました。 さき役の室井滋が「いつかは人間に食べられて死ぬんだよ」といってたけどね。 ケニアにいって最後の日に 向こうの焼肉で有名な店にいった。キリン、ワニ。ダチョウでてくるいろんな肉が。私 食用に養殖しているかと食べてからきいたら 許可をもって銃でしとめるというから なんかいままで そこで観光して平気で食べるその神経に こどももまいった顔してた。食べてから知ったからいいけど。食べるって 考えると残酷なことだよね。 (November 7, 2008 07:48:11 PM)
みみ1963さん
そのたけしのお話、 この番組の中でもたけしが喋ってました! お姉さん、美味しくておかわりもしちゃったらしくて、 おかしいやら悲しいやらw 昔はね、そういうことが身近に起こってたんですよねえ。 わたしの父は子供の頃に鶏を絞める現場を見てショックを受けて以来、 一生鶏を食べてませんでしたねえ。 香港でも食肉の現場はすごく身近です。 市場で生きた鶏を選びさばいてもらいます。 牛やブタの体が吊るされていて、 欲しい箇所をお店の人に切ってもらいます。 でもこの先生のやったことは、 まったく違うことです。 家畜は食べられる為に生まれてきました。 猟でしとめるのは初めて会った動物です。 ペットとは違います。 >むかし「菊次郎とさき」だったか たけしのドラマで >大事に姉ちゃんがかってた 鶏をお父さんが 姉の留守をいいことにさばいて 鶏鍋にしちゃって。姉ちゃんが「あれ~いない どうしたの」といったら みんな沈黙して鍋をみるシーンがありました。 > さき役の室井滋が「いつかは人間に食べられて死ぬんだよ」といってたけどね。 > > ケニアにいって最後の日に 向こうの焼肉で有名な店にいった。キリン、ワニ。ダチョウでてくるいろんな肉が。私 食用に養殖しているかと食べてからきいたら 許可をもって銃でしとめるというから なんかいままで そこで観光して平気で食べるその神経に >こどももまいった顔してた。食べてから知ったからいいけど。食べるって 考えると残酷なことだよね。 ----- (November 7, 2008 09:01:04 PM)
チャオ
私も以前、このドキュメンタリー番組を見た時にも どうにも受け入れられないような違和感を感じたんですけど 映画化され、妻夫木くんのような好青年に演じさせ、いかにも感動しなさい、みたいな雰囲気に対し、 うまく言葉で言えないんだけど、絶対変だよなぁ、と感じておりました。 そんな時、 『世界屠畜紀行』という面白い本を書いてる内澤旬子さんのHPや、ひろこさんのコメントを読んで、そうそう!こういう事だったんだよ!と膝を打ちました。 やっぱりおかしいよね、わざわざ名前までつけた豚を育てておきながら、食べるか、どうするか、悩むなんて。 命の大切さを教えるんなら、他にいくらでも方法があると思う。 この先生は、きっと良い人なんだと思うけど、 課題だけ与えておいて、小学生に泣く程考えさせるってのはいかがなものか? (November 8, 2008 12:24:37 AM)
meneaterさん
内澤さんのこと知らなくて今HPを拝見させてもらいました~。 世界の屠蓄についての本なんですねえ、スゴイですねw わたしも香港で初めて市場に行った時はびっくりしたもんですが、 人間ってすぐ慣れるようになってるしw この映画についても共感できることが書かれていて嬉しいです。 なんで失敗した授業を今更映画にするのか本当に謎です。 この授業を支持してる人がそんなに大勢いるってことなんでしょうか? だったら恐ろしいです。 この先生は散々批判されてきたそうですが、 今回映画になったことでまた表に出てきて、 一体何がしたいのか、うーん。 破綻した課題で、 子供に究極の選択をさせる。 何が言いたいのかわかりません。 >チャオ > >私も以前、このドキュメンタリー番組を見た時にも >どうにも受け入れられないような違和感を感じたんですけど >映画化され、妻夫木くんのような好青年に演じさせ、いかにも感動しなさい、みたいな雰囲気に対し、 >うまく言葉で言えないんだけど、絶対変だよなぁ、と感じておりました。 > >そんな時、 >『世界屠畜紀行』という面白い本を書いてる内澤旬子さんのHPや、ひろこさんのコメントを読んで、そうそう!こういう事だったんだよ!と膝を打ちました。 >やっぱりおかしいよね、わざわざ名前までつけた豚を育てておきながら、食べるか、どうするか、悩むなんて。 >命の大切さを教えるんなら、他にいくらでも方法があると思う。 >この先生は、きっと良い人なんだと思うけど、 >課題だけ与えておいて、小学生に泣く程考えさせるってのはいかがなものか? ----- (November 8, 2008 01:09:31 PM)
始めまして。この映画観たいなあ~と思っていました。
そーか、結局食べちゃうのか・・・(笑) ひろこさんはドキュメンタリーの方をご覧になったのですね。 私も息子とこの件について話していて、名前をつけた時点で食用にするのはアウトでしょう、という 結論になったのですが、 先生は単純に命を貰うということを教えたかったのかなあ、と素直に受け取ってみたり。 だとしたら先生が屠殺までしないとあまり意味がないし、 そもそも家畜を食べ物として当たり前のように絞める行為と 「命を頂く」という発想って相反する気がします。 とりあえずはドキュメンタリーの方をまず観てから判断したくなりました。 ご紹介ありがとうございました。 (November 8, 2008 05:47:08 PM)
ジャムアさん
はじめまして、書き込みありがとうございます! そうなんです、食べちゃうというか、 屠殺場送りにするんですよ。 自分でおとしまえを付けるわけでもなく。 最後は多数決で決めるんですが、 それさえ先生に無意識に強要されてしまいますよね、 小学生なら。 そもそも食べることを前提に始めたわけだし・・・。 とにかく実験としては破綻しているのを、 どうして今更映画にしたのかな、と。 映像の感想も是非教えてくださいね♪ >始めまして。この映画観たいなあ~と思っていました。 >そーか、結局食べちゃうのか・・・(笑) >ひろこさんはドキュメンタリーの方をご覧になったのですね。 > >私も息子とこの件について話していて、名前をつけた時点で食用にするのはアウトでしょう、という >結論になったのですが、 >先生は単純に命を貰うということを教えたかったのかなあ、と素直に受け取ってみたり。 >だとしたら先生が屠殺までしないとあまり意味がないし、 >そもそも家畜を食べ物として当たり前のように絞める行為と >「命を頂く」という発想って相反する気がします。 > >とりあえずはドキュメンタリーの方をまず観てから判断したくなりました。 >ご紹介ありがとうございました。 ----- (November 8, 2008 11:41:27 PM)
先ほどドキュメンタリーを観ました。
とても興味深い内容で楽しませてもらいました。 そして逆に映画ではどんな風に仕上がってるのか 興味が湧いてきました(映画の子供達が話し合う場面も 全部アドリブらしいですね) 私もこのドキュメンタリーについて書きたくなったので こちらのブログのリンク頂いても構わないでしょうか? (November 9, 2008 11:56:40 AM)
ジャムアさん
ご覧になられましたか! そうですね、 映画はどう脚色してるのかわたしも気になります。 子役のアドリブは素晴らしいという感想も読みました。 先生役は実際の本人とはかけ離れている気がするのですがw どうぞリンク持っていってくださいね~。 >先ほどドキュメンタリーを観ました。 >とても興味深い内容で楽しませてもらいました。 >そして逆に映画ではどんな風に仕上がってるのか >興味が湧いてきました(映画の子供達が話し合う場面も >全部アドリブらしいですね) > >私もこのドキュメンタリーについて書きたくなったので >こちらのブログのリンク頂いても構わないでしょうか? ----- (November 9, 2008 02:38:04 PM)
この映画と似たような、農家の子ども(小学生)の自分が世話をしていた牛が売りに出されるときに悲しくなってその牛が乗せられた車をずっと追いかけていったというよう作文を読んだことを思い出します。昔は似たような話をTVでよく流していたのを覚えています。
最近ではイギリスのTVでも某有名シェフが豚や山羊を飼育してつぶして(名前つけてました)その肉を食する模様を放映していたり・・。つぶすのは屠殺業者に依頼してそれを見届けていましたが。できるだけ痛みがないように殺すのが思いやりだそうです。 生きていくということは別の命を消費してていくことであり、私個人としては先生のやりたかったことも理解できます。ただ、有機的な環境にない現代の子達に対する教え方としてはやり過ぎだった感は否めないですね。先生もおそらく机上の理想(?)だけで突っ走ったのでは・・。 (November 12, 2008 01:21:24 AM)
reified_loveさん
はじめまして!書き込みありがとうございます。 そのお話は「♪ドナドナ」みたいですね。 この歌も辛い歌ですよね、ううう。 わたしも先生は詰めが甘かったと思う。 よく練りもしないでやっちゃった、みたいな。 >この映画と似たような、農家の子ども(小学生)の自分が世話をしていた牛が売りに出されるときに悲しくなってその牛が乗せられた車をずっと追いかけていったというよう作文を読んだことを思い出します。昔は似たような話をTVでよく流していたのを覚えています。 > >最近ではイギリスのTVでも某有名シェフが豚や山羊を飼育してつぶして(名前つけてました)その肉を食する模様を放映していたり・・。つぶすのは屠殺業者に依頼してそれを見届けていましたが。できるだけ痛みがないように殺すのが思いやりだそうです。 > >生きていくということは別の命を消費してていくことであり、私個人としては先生のやりたかったことも理解できます。ただ、有機的な環境にない現代の子達に対する教え方としてはやり過ぎだった感は否めないですね。先生もおそらく机上の理想(?)だけで突っ走ったのでは・・。 ----- (November 12, 2008 11:40:34 AM)
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