|
テーマ:ワイン大好き!(30343)
カテゴリ:建築・都市・建築家
日経新聞によれば、 京都議定書が定める温室化ガスは CO2の他、 メタンや亜酸化窒素(N2O)、 フッ素系ガスの代替フロン(HFC類)とパーフロオロカーボン(PFC類)、 六フッ化硫黄(SF6)、 の6種類であるという。 今回経済産業省はこのうち、フッ素系の3種類を対象として、 2008年度から温暖化ガスの排出削減を強化するという。 これらはCO2のそれぞれ、1300倍、 6500倍、23900倍の温室化効果があるという。 エアコンや冷蔵庫の冷媒や、半導体製造などに 使われているという。 経済産業省は、フッ素系ガスを排出する企業が ガスの除去装置を導入する場合等に、 購入費用の最大3分の2を補助すると言う。 CO2換算で最大年間500万トン程度の削減を見込むという。 経済産業省は2008年度予算で31億円を要求し、 温暖化効果の小さいガスを使う装置に替えたり、 代替フロンなどを取り除く装置を導入する場合 などに費用を補助するという。 こうした機器は高額で企業の導入負担が重いため、 補助金で導入を後押しする必要が在ると 判断したという。 CO2に比べて温室化効果が多い フッ素系ガスを排除するには、 フッ素系ガスを製造するコストだけの比較では 処理できないであろう。 フッ素系ガスを使用するときに必ず使われる 高スペックの冷媒管等のコストを含めて、 温室化効果の少ない代替品のコストと 比較削減することが必要であろう。 今回の経済産業省の処置は、 この、温室化ガスの利用サイクルにかかわる 機器等のイニシャルコストに着目した 削減プログラムであると考えられる。 今回、フッ素系温室化ガスに対して 除去装置に補助金が交付されることになったが、 その他の温室化ガスの除去についても、 利用サイクルに関わる機器等の イニシャルコストに着目した、 削減施策が行われることが望まれる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Sep 24, 2007 01:07:11 AM
コメント(0) | コメントを書く
[建築・都市・建築家] カテゴリの最新記事
|
|