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雪風ジョルノ

雪風ジョルノ

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2005/02/16
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さて、誕生記の続きで、今日は購入編です♪


関西人らしく(笑)、価格の話から。



ずばり、\68,000。



筆者の読書ライフ史上、一冊の書籍としては最高額。
かなり思い切りました。
(ちなみに次点は「紙魚の昔がたり」(反町茂雄編著/訪書会:昭和9年刊)で\33,000)


何が筆者を突き動かしたのか?


古義堂文庫目録は、ジャンルでいうと書誌学です。

しかし筆者は書誌学者ではありません。
また、伊藤仁斎の私塾古義堂が説いたのは孔孟の教えですが、
筆者は別段、論語に興味はありません。


書誌学的エッセンスを学びたいワケでもなく。
研究の要に迫られて決めたのでもなく。


何というか。


レゾン・デートル(存在理由)に惚れた、みたいナ。\(□ ̄ 意味分カンネ!!



ま、お馬鹿さんコメントはスルーして。。。


キッカケは、渡部昇一・谷沢永一共著「読書談義」(徳間文庫)でした。

渡部、谷沢両氏が少年時代からの読書ライフで出会った数々の名著を、
その思い出と伴に熱く語り合った書です。

対談形式で読み易く、すごーく面白い。(_< キャッ♪
後日特集しますネ(^^


伊藤仁斎「童子問」の紹介があり、中村幸彦「古義堂文庫目録」も登場。

古義堂文庫大移動のエピソードが大変に面白く、すっかり興味を持ちました。

伊藤家累代300年の歴史が、「古義堂文庫目録」一冊に凝縮されている。


何という浪漫

素晴らしきレゾン・デートル。


さて、買う気は満々ですが、問題は値段。

その価値を考えると、素人目で見ても\68,000は安い。


筆者に足りないのは、勇気(笑)。
本一冊に70K出す心意気があるか否か―


まず、国会図書館で実物をチェック。

内容の調査ではなく。

ただ己を鼓舞したいがゆえの。

買いテンションを高めるが故の。


次に、前述の「読書談義」を繰り返し読む。

古義堂のエピソードを読み返しては、

「これぞ魂の書。手元に置かなくてどうする!」

と何度も自分に言い聞かせる。


もぅ財布のヒモの開き具合MAX。


遂に、注文。\(□ ̄ オリャーー!!


こうして「古義堂文庫目録」が筆者家にやって来ました。



ヽ(▽`ノワーイワーイ♪



何事も気合です。



→次最終回は「訪問の記」です♪





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最終更新日  2005/02/17 11:43:47 PM
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