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テーマ:本のある暮らし(3219)
カテゴリ:読書の空―Book The Blue
さて、誕生記の続きで、今日は購入編です♪
関西人らしく(笑)、価格の話から。 ずばり、\68,000。 筆者の読書ライフ史上、一冊の書籍としては最高額。 かなり思い切りました。 (ちなみに次点は「紙魚の昔がたり」(反町茂雄編著/訪書会:昭和9年刊)で\33,000) 何が筆者を突き動かしたのか? 古義堂文庫目録は、ジャンルでいうと書誌学です。 しかし筆者は書誌学者ではありません。 また、伊藤仁斎の私塾古義堂が説いたのは孔孟の教えですが、 筆者は別段、論語に興味はありません。 書誌学的エッセンスを学びたいワケでもなく。 研究の要に迫られて決めたのでもなく。 何というか。 レゾン・デートル(存在理由)に惚れた、みたいナ。\(□ ̄ 意味分カンネ!! ま、お馬鹿さんコメントはスルーして。。。 キッカケは、渡部昇一・谷沢永一共著「読書談義」(徳間文庫)でした。 渡部、谷沢両氏が少年時代からの読書ライフで出会った数々の名著を、 その思い出と伴に熱く語り合った書です。 対談形式で読み易く、すごーく面白い。(_< キャッ♪ 後日特集しますネ(^^ 伊藤仁斎「童子問」の紹介があり、中村幸彦「古義堂文庫目録」も登場。 古義堂文庫大移動のエピソードが大変に面白く、すっかり興味を持ちました。 伊藤家累代300年の歴史が、「古義堂文庫目録」一冊に凝縮されている。 何という浪漫。 素晴らしきレゾン・デートル。 さて、買う気は満々ですが、問題は値段。 その価値を考えると、素人目で見ても\68,000は安い。 筆者に足りないのは、勇気(笑)。 本一冊に70K出す心意気があるか否か― まず、国会図書館で実物をチェック。 内容の調査ではなく。 ただ己を鼓舞したいがゆえの。 買いテンションを高めるが故の。 次に、前述の「読書談義」を繰り返し読む。 古義堂のエピソードを読み返しては、 「これぞ魂の書。手元に置かなくてどうする!」 と何度も自分に言い聞かせる。 もぅ財布のヒモの開き具合MAX。 遂に、注文。\(□ ̄ オリャーー!! こうして「古義堂文庫目録」が筆者家にやって来ました。 ヽ(▽`ノワーイワーイ♪ 何事も気合です。 →次最終回は「訪問の記」です♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005/02/17 11:43:47 PM
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