JR事故 3秒間の出来事
スピードと停止距離はどの程度のものか自動車の場合で調べてみた。速度108kmの1秒間に進む距離は30m。運転者が危険と感じてからブレーキを踏むと停止するまでに110m(停止距離=空走距離+制動距離)進む。衝撃力は100km/hの場合、39mのビルから落ちたのと同程度。損傷電柱からマンションまでの距離は約90メートル衝突まで「3秒間の出来事」だったことになる。事故は要因が複合して起きる。オーバランしたのは何故か。仮眠はできたのか。直線距離30km(約17分)の間に何があったのか?マンションは直線距離の延長線上にある。爆走して、目の前にマンションが現れたら時の心理は?「原因」より「要因」が知りたい。「ミスは起こすもの」要因を追求して事故を防いでほしい。