テーマ:たわごと(26787)
カテゴリ:想い
物言えば唇寒し“春の風邪” (新型コロナの“風邪”)
“ああだこうだ”のポジショントークも出尽くしたんじゃないだろうか? “ナンだカンだ”も理解できるが、社会学の専門家とか○○の専門家って、一体何の価値があるのか、ジャーナリストも不安を煽るなとか言って煽っている。
私は、おかげさまで、これまでほとんど医者いらずの生活をしている。 もう30年ほど前の20歳後半のこと、経験のない症状に流石に驚き病院に行ったときのこと。 突然、声が出なくなった。声帯が震えないのが分かった。 それ以外は、気怠さなどもなく、日ごろ健康体であるがゆえに驚いた。 病院の受付では、元気をアピールし笑いながらジェスチャーで紙とペンを求め症状を訴えた。 それにしても、病院の待合室での退屈さこそ不健康である。 ほどなく診察をうけた。 「風邪だな」 私は「?!」。声を出したくても出ないから文字通りあんぐりと口を開けた。 「いい若い者が風邪ぐらいで病院にくるな」 (今だったら問題発言だろうな) 「注射打ちたい?」 私は、少し間を置いた。自らの意志で病院に来てしまったわけだし、初めての症状に驚いてもいる。その方が早々に治るのだろうかと思ったが、手を振って答えた。 「じゃ、薬は処方した方がいいか?」 笑みを浮べ、迷わず“イエイエ”と同じように手を振った。
診察室を出れば、待合室では病気自慢をでもしているかのように元気そうな年配者が談話していた。
結果、一切の薬など使うことなく、大事に至っていないので、きっと名医だったのだろう。 ただ私は、敬意を込めて“やぶ医者”と言っている。 「医は仁術なり」
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Last updated
March 22, 2020 10:20:32 AM
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