カテゴリ:PT
私がブログのタイトルに採用している、
『Perpetual Traveler』という言葉はご存知でしょうか? 拙ブログを開設以来、この言葉をタイトルにしているにもかかわらず、 申し訳ないくらいにこの話題には触れる機会がありませんでした。 一応、フリーページの【夢】のところにも、 「夢」のほんの一端としてこの話題を載せているわけですが。 私は、夢とは、目標を実現するために掲げる具体的な 「ロードマップ」のようなものと考えております。 つまり、実現性があまりに低い夢は、他力本願であり「夢想」や「空想」の域を出ない。 あくまで、夢とは将来実現するために存在するもの。 同じ夢でも、受動的な‘dream’と 能動的な‘imagination’や‘vision’とは、天と地ほどの違いがあります。 というわけで、そろそろ「私の夢」について具体的に記しておきたいと思います。 ------ この『Perpetual Traveler』、直訳すると「永遠の旅行者」という意味になります。 他にも以下のような語源があります。 (参考文献:「ゴミ投資家のための人生設計入門」海外投資を楽しむ会/編著) ・Permanent Traveler(終身旅行者) ・Passing Through(通過) ・Parked Temporarily(一時滞在) ・Prior Taxpayer(優先納税者) たまたま、これらの語源の略語が『PT』で共通しているため、 一括りにされて考えられてもいるようです。 また、日本におけるPT研究の大家である木村昭二氏は、PTを次のように定義しています。 「ある国の居住者になれば当然にその居住国で納税の義務が発生するので、 合法的に納税義務が発生しないように六ヶ月や一年毎に居住する国を変えて 税務上どこの国の『居住者』にも属さない『終身旅行者』になるということ」 確かに木村氏の定義は、 簡潔かつPTの具体的な「プロセス」のヒントを示してくれていると思います。 ------ しかし、私はもう一歩PTについて自分なりに詰めて考えたいと思いました。 次々と居住国を変えるとか、合法的に納税義務が発生しないように、 とかそういった方法論だけに終始するのではありません。 何故かといえば、PTというものを少しでも志すのであれば、 自分の人生設計方針そのものをまさに根本から考えなければいけないことになるからです。 単に、納税義務だの租税回避地域だの、そんなせせこましい方法論だけに 大事な人生をかかわらせて沈没するわけにはまいりません。 もっと、柔軟に考えられないものか・・・ ましてや、昨今とある事件で標的にされている 国際的金融犯罪である「マネー・ロンダリング」まがいの行為をするなど、 まったく念頭にありません。三畳一間の独居房生活などまっぴら御免です。 (つづく) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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