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March 29, 2010
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鉄拳.jpg
 小生と同じく、ブログで映画レビューを書いていらっしゃる方には共感していただけると思うが、世の中にはレビューを「書きやすい映画」と、「書きにくい映画」がある。
 内容の難解さ、そこに含まれるメッセージ性等、要因は様々ながら、本作は間違いなくその前者であると断じて良いだろう。
 何故か。答えは実にシンプル。

 ツッコミどころ満載すぎて、いくら書いても書き足りないぐらいだから(笑)。

 大体、人気ゲームのハリウッド映画化と聞いて、まともな成功例を思い出す方が難しい。強いてあげるなら、原作にさっぱり即していない「バイオハザード」辺りが一応数少ないヒット作と言えなくもないが、「スト2」は言うに及ばず、古くは「スーパーマリオ」「モータルコンバット」と、周囲の期待に反して(いや、正してか?)、揃いも揃って滑りまくり。
 (えっ、「マックス・ペイン」?何ソレ?)
 本作もそんな悪しき先例に漏れず、ゲーム原作映画史というダメ作品の山を築く新たな屍として、その名を連ねる格好となった。

 もっとも、小生とてそれほど期待したわけではなく、むしろ「絶対ツマんねぇんだろうな」と覚悟を決めて臨んだだけに、逆に「酷すぎて笑えた」という点では、「レジェンド・オブ・チュンリー」に勝るとも劣らない、否、劣るとも勝らない出来で、ある意味元は取れたかもしれない。

 まあ、何が酷いって、どこから説明するべきか逆に迷ってしまうが(笑)、「原作を忠実に再現した」キャラクターがまず酷い。主演のジョン・フーが、風間仁にちっとも似てないのはまだ目を瞑るとしても、平八はただのゲーハー親父だし、一八はどっからどう見ても「龍が如く」とかに出てくる幹部の人。
 ヒロインのクリスティは褐色じゃない上に合気道使いと、飛鳥設定をコンバートされ、スティーブに至っては薄らゲーハーのマネージャー的ポジションで、オダジョー似の甘いマスクも、ボクサーらしさもまるで皆無。しかも最後はザコにマシンガンで撃たれて死ぬという、咬ませ犬全開の扱い。
 また、確かにゲームそのままの外見&コスチュームで登場するキャラクターも多数いるものの、寡黙な暗殺者であるはずのレイヴンはただのDJにしか見えず、アンナニーナはいがみ合うどころか、二人仲良く一八の愛人。吉光エディセルゲイブライアン辺りはまだマシだったが、全体的に緊張感も格闘家としてのオーラもなく、一列に並んで鉄拳衆に連行される姿など、一体どこのレイヤーさん達ですか?といった雰囲気。
 ゲーム内の彼等を見る限り、相手が道具の一つや二つ持っていても、簡単に倒せそうなもんだが。同じレイヤーなら、長島☆自演乙☆雄一郎の方がよっぽど強そうである。

 そんな彼等が戦うリングがまた、コロシアムの真ん中にポツンと置かれた、深夜放送のコントに使われるようなショボいセット。「次の舞台は~、ここだー!!」というわりに、背面の大型スクリーンに絵が出るだけで、場所も仕様も大して変わらないというチープさ。鉄拳トーナメントって、世界中で行われてたんじゃなかったのか?という疑問も吹っ飛ぶ、巨大なカブトムシ飼育セットにしか見えない超低予算な作り。
 そこで繰り広げられるのが、手に汗握る大興奮の壮絶バトル!!のはずは当然なく、加えて照明の薄暗さとやたらヨリで撮りたがるキャメラワークによって、さらに迫力ダウン。アクション自体はそれほど悪くはなかったものの、正直、最大のセールスポイントであるはずのそれらが「プリキュアオールスターズDX2」にも見劣りするようでは、話しにならない。

 他にも、剣道の面みたいなヘルメットを着けて「ツレテケー」「オイ、グジュグジュ、スルナー」なんて片言の日本語を連発する鉄拳衆や(そもそも、他のキャラも「鉄拳」とは言わず「テケーン」言ってたし 笑)、無理矢理すぎる展開に、原作を知ってる人なら爆笑する事必至。知らない人ならポカンとする事必至。本当はまだまだ書きたい事はあるが、文字数の関係でこれ以上書けない(笑)。
 普通のB級アクション映画としてなら、よほどのマニアでもない限り見向きもしなかったに違いないが、なまじ人気ゲームのタイトルを冠してしまったがために、一気にお笑いムービーへと突然変異した稀有な作品。本作のDVDが出た暁には、是非「コメディ」欄に陳列していただくよう、ツタヤ各店にお願いしておきたい。
 

 そんなわけで、小生の、この映画対する評価は…、

 ☆☆★★★--

 見所は、クリスティの尻だけ(笑)。星2つにマイナス2つ!!



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最終更新日  March 30, 2010 10:39:11 PM
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