テーマ:稲本♪♪(12)
カテゴリ:ほんまあれこれ
<イングランド・チャンピオンシップリーグ:カーディフ0-0ワトフォード>◇28日◇ワトフォード
イングランド・チャンピオンシップリーグ(2部に相当)のカーディフに移籍したMF稲本潤一(25)が28日、アウエーで行われたワトフォード戦で今季初先発した。 トップ下に入り、フルハムに所属していた5月9日のアーセナル戦以来のスタメン出場。 後半20分に交代するまで見せ場こそ作れなかったが、公式戦で今季最長の65分間プレーした。試合は0-0で引き分けた。 稲本が233日ぶりに先発のピッチに立った。ウェストブロミッチから期限付き移籍し、2試合目で巡って来たチャンス。 4-4-2のトップ下に入った。前半はチャンピオンシップの激しい当たりに戸惑いを見せ、チームに合流して間もないことから連係も悪く見せ場は作ることができなかった。 それでも前半45分にFKから直接シュートを放つなど奮闘した。 試合前にはクラブ関係者が「稲本には大きな試練になる。コンディションがフィットしていなければ、こなせない位置でプレーさせる」と、運動量の多いポジションでの仕事を与えられた。 実戦感覚を取り戻すための1カ月限定のレンタル移籍。 それでも、ローレンス監督からは「1カ月で終わったら失望する」と大きな期待を受けている。 状態は上向きになりつつある。 カーディフでの初戦となった前節26日のウルバーハンプトン戦で、後半36分から今季初出場。 左すね骨折からの復活を目指す稲本だがウェストブロミッチでは公式戦出場がなく、試合勘だけが求められていることだった。 それだけに、移籍2戦目でのスタメンは最高のアピールの場。 この日はスタジアムに到着すると誰よりも早くバスを降り、フィールドへと向かった。 試合に飢えていた。 巧みなフェイントで相手を抜くなど技術的なプレーでキラリと光るものは見せた。 しかし、後半に入っても好機を演出することはできず結局、後半20分で途中交代した。 それでも、公式戦で今季最長の65分間プレー。 故障から完全復活を目指す稲本にとっては、大きな収穫を得た。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2004.12.29 16:02:17
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