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カテゴリ:医療に関して思った事
父が通院、そして入院していた病院は千葉にある癌専門病院でした。
TS-1を(2週服用、1週休薬)×2を1クールとして通院していたので、3週間に1度病院に行っていました。 ここの消化器外来の隣の外来窓口は、いつ行っても真っ暗。 たまたま、外来の無い日なのかな?と思っていましたが、どうも変です。 で、気になったので看護師さんに聞いてみました。 そしたら、そこは本来小児科外来の予定だったそうです。 その看護師さんの話では、この病院の設立が決まった当初は小児科が予定されていたのだそうです。 ここの病院に呼ばれる医師だから、そりゃ国内屈指の小児科医が勤務するハズだったとか。 その小児科の先生方は皆さん、勤めていた病院を辞めてこの癌専門病院に勤務するために待機していたそうです。 ところが、この病院が開院(看護師さんは開棟と言ったけど)する直前に小児科設置が取りやめになって、ずっとあの小児科外来窓口は、病院が出来た時から使われずにあるのだそう。 小児科は大人の3倍の人手が必要だそうで、ようは金銭面の問題で小児科はドタキャンとなった経緯があるそうです。 Y先生の勤務される病院には小児科があります。 この病院に来る子供ですから病気は癌という事になります。 時々、マルコメ君みたいな頭をした子供が大きなボールを抱え、男性看護師さんと中庭に出てくる光景を見ます。 知子さんが入院していた部屋からは、小児科の病室が見えました。 大人だって辛くて嘆く治療を、あんな子供が受けているのかと思うと本当に胸が痛みます。 せめて、子供くらい「癌」っていう病気は見逃してくれたって良いのに・・・って思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年12月19日 21時05分16秒
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