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カテゴリ:患者さんとの交流
最近、米村先生との会話で感じていること。。。
(いいなぁ、先生は平和で・・・) ですわ。 あっ、言うときますが、心の中での呟きじゃないです。 ご本人に、まんま言うてます こちらは毎日、原発やら放射能やらに神経尖らせていて、ニュースや新聞記事に没頭する日々ですからねぇ。。。 うちの博士もかって? 東電と原子力保安院の会見は見てますが、それ以外は、見てもしゃーないと見てません。 一番、納得がいくのは、ネットのニュースでしょうか。 食卓を預かる身としては、市場に出回っている食材にも気が抜けませんからねぇ。 震災のずっと前の番組で、池上彰さんが小学生の子供に言ってました。 「自分の命と、愛する人の命を守る為に、勉強は、しなければいけない」って。 これは、読み書きが出来ないアフリカの貧しい若い母親が、間違った方法で粉ミルクを子供に飲ませた為、乳幼児の死亡率が高くなった話を例にしての言葉です。 ですが、今、正にこれが日本で当てはまります。 勉強しなければ、自分の命はもちろん、愛する家族の命は守れません。 ところで、私のブログの長い愛読者の方々、お待たせしました。 今日は、あのマイちゃんの成長記でございます。 これまで「そりゃないよ」シリーズで、マイちゃんの奮闘ぶりは書いて来ました。 パパ(30代・スキルス胃癌)は2年前の春に死んじゃったけど、その前とその後も、マイちゃんは奮闘して頑張って、正に「生きてます」 このマイちゃん、先日、小学校の入学式でした。 1年生になったんですよ~ 年末に突然の事故で亡くなったお爺ちゃんが、奮発して買ってくれていた赤いランドセルを背負って、入学式に参列でした。 入学式には、パパのお母さんであるお婆ちゃんとママと行って来ました。 あいにくの雨模様も、マイちゃんの口から出た言葉は パパの嬉し泣きじゃろ でした。 パパが半年お世話になった病院にも出向いたそうなんですが、マイちゃんの馴染みの看護師さんが何人も集まって来て、ケーキのプレゼントをしてくれて、マイちゃんの成長を皆で祝ってくれたそうですよ。 マイちゃんはパパの闘病中、この病院の人気者でした。 当時は、ハードな仕事の看護師さん達の天使だったと思います。 辛い、きついお仕事ですが、マイちゃんの奮闘ぶりは目で見えてましたからね。 そんな姿を見た看護師さん達は、逆に励まされていたのではないでしょうか。 パパの大きな愛情は、いつしか、多くの方々の沢山の愛情に変わっていったようです。 パパが癌だってこと、死んでしまうかもしれない病気だってこと、全て教えて貰って、自分も家族の一員として闘病に関わって来た子供です。 病気のパパには優しくしてあげなきゃいけない事は、自分自身で学びました。 本当に欲しい物を得る為には、何かを犠牲にしたり、我慢したりしなければいけないことも、自分自身で学びました。 それでも、叶わない夢もあることも知りました。 そんなマイちゃん、元気に1年生になりました お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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