最後のエンパイヤOFF レポ 中編
前編からの続きです。イプシロンと相対する時がきました。思えば、過去エンパイヤの存在を知り、エンパイヤへ行く度に必ず打ち、その都度苦杯を舐めさせられた機種です。よく台の紹介では、DDTを完璧にこなせば設定1でも機械割は100%を上回る甘い機種と書かれていますが、どうも相性が良くないのか,おいらは確率通りボーナスを引けずに、かならず負けてきたのでした。今回こそはイプシロンのスペックを存分に引き出してやる・・・と思いつつコインをかりました。1G目、2G目と慎重に「ダ・チェ・ダ」を狙い、目を慣れさせていきます。最近めっきり、通常時にシビアな目押しが必要な機種を打たなくなったので最初は戸惑いました。しかし、3G・4Gと回すにつれ、だんだんテンポよく打てるようになり5G目。本日はじめての、デジタル演出が発生しました。発生した演出は3段階あるうちの、最も弱い演出です。ハズレor小役(チェリー)を想定しつつ「ダ・チェ・ダ」を狙うと、左に「7・ベル・リプ」が停止。この場合は中リールの目押しが不必要なので、適当に真ん中を止めると斜め下がりに7がテンパイしました。普段のおいらは7がテンパイしたからといって、7を目押ししたりはしないのですが、このときははじめて間もなかったこともあり、ちょっとした気まぐれで7を目押ししてみることにしました。すると・・・揃ってしまいました;この時はちょっとどころではなく驚きました。しかし、いつまでも驚いている暇はありません。イプシロンはBIG中も全く手が抜けない台なのです。家で紙に書いてまで覚えた、シビアなBIGの消化手順を一つ一つ思い出しつつ小役ゲームを消化しました。小役ゲーム中、ハズシミスや小役のとりこぼしをしないようにヒリヒリしながら打つ感覚は、ここしばらく味わったことがなかったものでしたが、全く嫌な感じはせず、むしろ久々の感覚に思わず嬉しくなってしまいました。BIG終了後下皿にあるコインを見て、今日は前回・前々回とは違いなにかイケそうな気がしてきました。以後は、たまにぱるきたのメンバーが出したリーチ目写真を撮る以外は、もう馬車馬のようにイプシロンを打ちまくりです。今回は出だしから持玉で遊戯できたため、かなり冷静に打つ事が出来、ほぼ完璧なDDTをこなすことができました。また、出目によるボーナス察知も以前よりずっと精度が増していたので、ナイスな入り目を押さえることも出来ました。リーチ目でフラグが立ったことを認識する瞬間は、やはりなんともいえない満足感があります。以下の写真は、今回撮ったリーチ目の一部です。トリテンはずれ!ゲチェBAR~そして・・・3時間半ほど経ちました。エンパイヤはデータ機がついていないため、はっきりした回転数などデータは出せませんが、約2500回転でBIG5・REG5を引きメダルを1箱出すことが出来ました。この結果はボーナス確率に恵まれたことがもたらしたものですが、1回もダイヤをこぼさず、またチェリーを全て2枚で取れたのも大きく貢献してくれたのだと思います。今回、ようやくイプシロンの実力を引き出し、面白さを実感することができて大満足の実戦となりました。さて、エンパイヤでの遊戯は「フライフィッシング」のようなもの。「キャッチ&リリース」が基本。投資以上に出しすぎたら戻す。イプシロンで出したコインを戻すため、次なる台へと向かうのでした。後編に続く・・・最後のエンパイヤOFF レポ 後編 1へ