大小の如何でもいい話

　春ですね～。

　いや、ですから春です。スプリングです。バネです。違うか。

　「天高く馬肥ゆる春」なんていいますね。暖かいから馬も肥えるのですかね～。

　馬は肥えてもいいですが、僕は肥えたくありません。最近ね、成人病検診を受けるたびに、保健婦さんから「痩せなさい」と呪文のように言われるのですよ。

　ここで一句。

　「保健婦さん、痩せろ痩せろと、言いないな」

　どうです？あっ季語が入ってないや。まあいいか。

　太るのは簡単なのに、痩せるってなんでこんなに難しいのですかね。そういえば字も難しいですね。ワープロだから書けるけど、手書きでは「痩せる」なんて字、絶対に書けません。




　あれ？・・・ちょっと待って・・・

　ひょっとしたら「馬肥ゆる秋」でしたっけ？

　ひょっとせんでも秋ですね。本気で、今気が付きました。バカでごめんなさい。間違ったテーマで、ここまで話しを広げてしまいました。根底のテーマが間違えていては、これ以上広げても仕方ありませんね。

　そんな訳で今日はここまで。はい、お疲れさま～。この後、どうする？駅前の白○屋集合で、いいっすか？

　え？始めたばかりで、いきなり終わらすなって？そんなこと言わないで、一緒に白○屋行きましょうよ。僕はもうビールが飲みたいっす！あっダメっすか？では続けましょう。

　えっと春でしたっけ？

　春といえば、お花見ですね～。桜の花を見ながら、トリの唐揚げでビールを飲む！最高の幸せ！

　飲むことしか考えてないのかって？いや、そんなことありません。ちゃんと「ブンガク」します。桜の花を見て、ビールを飲みながら（あくまでビールははずしません）梶井基次郎先生に思いをはせるのです。

　桜の樹の下には屍体が埋まっている・・・ブンガクですな。まあ屍体と言わず、そも桜というのは呪われた地に植えられていることが多い気がします。全国の桜の名所と言われている所には、共通して遠い昔、悲しい出来事が起きていることが多いです。

　桜の花は美しいにもかかわらず、どこか怖いのは、そういう怨念を感じ取るからかも知れませんね。

　あっちょっと「春」からそれましたね。

　去年は母校のあるＪ山公園で、花見をしました。

　高校時代をすごした場所に行くと、あの頃の自分に会えるような気がします。

　学生服を着た、あの頃の僕が、今の僕を見たらどう思うのかな。

　せめて「がっかり」とはされたくないな。などと思いつつ、今年も飲むのですね。きっと。春ですね～いいなあ春。みなさまは、どんな春を過ごされますか？