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テーマ:お勧めの本(7230)
カテゴリ:歴史・地理
目次 口絵 鬼とは何か プロローグ 「鬼」たちの歴史 ── 「闇」の世界からは「光」の世界がよく見える 空間への繊細さを失った現代人 失われた「闇」の世界を求めて 「闇」の世界の存在を教える「鬼ごっこ」 なぜ、いま伝奇ロマンがブームなのか 鬼の必要性と、鬼をつくりだすことの邪悪性 I 魔境・京都 国家は「垣根」からはじまった 敵対する者が「鬼」になる なぜ、奈良の大仏はキンキラキンだったのか 「異」をもって「異」を制する 怨霊が桓武天皇に平安京をつくらせた マンダラ的空間都市・京都 謎が謎を呼ぶ、魔界空間・京都 権力を支える「内側の鬼」と「外側の鬼」 「鬼」をコントロールしていたのは誰か 山口昌男、栗本慎一郎的な貴族たちが、京都のコスモロジーをつくりだした II もう一つの「日本」・奥州 日本の中のもう一つの日本 「まつろわぬ者」のシンボル・役小角 義経の逃亡を助けた修験道のネットワーク 「東北の怨念」を語りつぐ『田村三代記』 連綿と続く東北独立国家への試み III 鬼を操り、鬼となった人びと 陰陽師 ── 政治まで左右した「呪い」の請負人 「蠱毒」 ── 魂魄を操る呪法が権力者を恐怖させた 平安貴族を怯えさせた菅原道真の呪い 天皇や貴族の栄枯盛衰を予測した陰陽師 鬼を操る陰陽師のシンボル・安倍晴明 「鬼の王国」の住人・唱門師とは IV 鬼の王国の放浪者 「芸」と「職」の真髄は、鬼神との交感にあった 中世の「鬼」のネットワークを担っていた人びと 天皇家がおさえていたネットワークとは 「河童起源譚」と「異類婚姻譚」 天皇制の謎 ── 「土地の主」としての天皇の役割 「鬼」の元締め・勧進聖の巨大ネットワーク 日本の津々浦々をおさえた水軍のネットワーク テクノクラート・水軍の栄光と悲劇 ── 「海」を制する者が「日本」を制す V 鬼の王国の破壊者は誰か 一向一揆は、「鬼」たちの最後の正規戦だった 秀吉は商人に踊らされていた 死んでからも戦った秀吉と家康 徳川家康の陰謀 日本に二重王国をつくりだした「東海道五十三次」 江戸末期の「鬼」の復活 天皇が表に出たことの悲劇 現代に「鬼」を生かすには・・ あとがき お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.05.06 00:22:56
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