いなか暮らし
突然ですが、うちのダンナさんの実家はちょっと田舎っぽい所にあります。車で15分ほど走れば、隣町のJRの駅に着くのですがその隣町もなんというか、まあ言ってみればちょっとイナカ。若い子向けの洋服やら靴やら売ってないような感じのところ。働き口もあるにはあるけど、少ない!まあ、ダンナさんの実家からだと都会に出るにはバスからJRに乗りついで街に出なきゃいけないので所要時間は最短で40分ぐらいかかります。もちろん、働き口があるわけでもなく主に農業の方が多いものでそこで育った子供たちは、ゆくゆく地元を離れる運命っていうことが多いです。まあ、実家が農業とかいう子は継いでずっといたりすることもあるみたいですが。でもってダンナさん、生まれた地から今の実家に越してきたのが中学生の頃。それは、一軒家をたてたからなのです。義父、義母の出身地が、何を隠そう今の実家のある町だったものでまあ、じいちゃんばあちゃんも近くにいるし・・・。ってことだったらしいです。ダンナさんが高校卒業後、大学に行くのにその実家からでは通うのが大変で家を出ることになったんですが・・・。そのことについて、未だに義母が「せっかく建てた家なのに、息子は4,5年で出て行ってしまった」と、文句を言うのです・・・。まあ気持ちはわかる。家だって高い買い物。さぞかし子供たちと和気あいあいと楽しむ光景を夢見ながら家を建てたに違いありません。しかし、越してきた時はすでに中学生の男の子。母親にくっつく年であるわけもなく、気がついたら家を出てしまっていた、ということらしいのです。ダンナ以下の兄弟も、長く居て二十歳前後で家を出てしまい、「一軒家で子供と暮らす生活」がせいぜい10年ちょっとだったらしい。その10年の間に子供が一人減り、二人減り、で、(子供三人)とうとう3年ほど前に夫婦2人きりの生活になってしまったのです。と、まあそれが、面白くないらしい・・・ことあるごとに「どうするのよー、こんなに部屋余ってー。」って、私に言ってくるんですけど・・・・私だって・・・。場所が場所だけに、それはしょうがないのでは、と、言いたい!・・・でも、もちろん言えない・・・・なんか、「一緒に住め」って言われてる気になってきた・・・(汗)もうちょっと先のことを考えると、いずれ病気することもあるだろうし病気しなくても足腰にきて動くのが億劫になってくる時も来るだろうと思う。しかし急に倒れた!なんて言われても、すぐさま駆けつけられる所には住んでいないからそういう時は本当にどうして良いのかわからない。親が田舎にいて・・・。という人は、一体どうしているんだろう?年をとったら呼び寄せているんだろうか?そこんとこが疑問でなりません。いなかっていうのも、良いようで大変かも、と思ってしまったのでした・・・。