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離婚事件をしていて思うこと。
以前よりも、調停委員が、まとめに入っていること。 離婚事件ですよ? そうそう簡単に気持ちの整理がつきますか? と思うことが多々増えました。
もともとは、調停にするなんて恥ずかしい、という考えが 世間一般にあったと思うのです。 となると、調停になるにはそれ相応の覚悟がいりますし、 それまでに十分検討してきているはずですから 調停委員は、まとめることが仕事かもしれません。
しかし、昨今、話し合う機会を十分もたずに 調停を提起することは多くあります。 お互い弁護士がついている、とか 双方の両親を交えて、何度も話し合ったとか があれば別でしょうが、 だいたいは、話ができないから調停になるのです。
また、インターネットの普及により、 調停についての知識を得ようと思えばいくらでも得られますから、 これまでよりも提起しやすくなっていると思います。
とすると、 調停の場で 離婚に至る経緯、自分の思いと向き合い 今後の生活について考えることになります。
それを3ヶ月くらいで決められますか? 人生の一大事ですよ?
もしかすると、このように気軽に提起できるから 調停の件数が増えて 早めに整理してしまいたいという思惑があるのか・・・。 勘ぐり過ぎかもしれませんが、そう思うこともあるんですよね。
ということで 私も、 調停内で大きな声を出すことが増えました。
調停委員の方には 時間を掛けることももちろんですが、 双方の立場にたって、じっくりお話を聞いていただきたいです。 聞いてもらえることが、とても安心するんです。 そして、それは、双方の代理人ではできないことです。
でも、私も 代理人としてまだまだ至らない点もあると思いますので さらなる精進を目指していきます。 頑張るぞ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.08.31 19:50:12
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