手前味噌
みその仕込み。我が家では、数年に一度(時に毎年)みそ仕込む。家で豆を煮て、麹と混ぜて・・・っていう作業。豆を煮るところは、写真忘れちゃった。煮た大豆は、専用の豆カッター(?)でミンチ状にして(つまり、煮豆をひく作業です)麹と塩とまぜまぜ・・・昔は、ぐるぐるする取っ手のついたマシーンで手動でやってたけど、今はいい機械があって、自動で出来る。アップで見ると、こんな感じです。塩の割合は、確か12%って言ってたような・・・市販の味噌に比べると、塩分の強いみそです。それを大豆を煮た汁と一緒に、味噌蔵の桶の中へ・・・2年くらいすると、おいしい味噌になります。みそは、生き物なので、時々中を混ぜて、空気に触れさせるらしい。子供の頃、みそを出しに、味噌蔵についていくのが好きだった。昔は、各家庭で作っていたらしいけど今では集落の中で作っているのはうちだけ。(らしい)子供の頃、家でみそを作るっていうのは貧乏だからみそが買えなくて作っているんだと思っていた。でも、学生になって、一人暮らしをしてみそを買ったら「なんか変な味・・・」って思って自分ちのみそが実はいいものだったんじゃないかと・・・手前みそっていう言葉もあるくらいだから実際美味しいのかどうかはよくわかんないけど。自分ちの味噌の味、ほっとすることは確かです。