SweetPain

私は来週から一人暮らしをする

最終的に結果を出したのは
数日前
それが最善だと思って提案してみた
両親がとても気持ちの楽になったような顔をしたので
それでよかったのだと思った

初めての自立が21歳のとき
祖母と半年暮らした

また
同じ形での自立がスタートする

５ヵ月後には
今の家はなくなる
「ガイアの夜明け」に出るそうで
そんなでかいプロジェクトなんかいな
ここの再開発は・・・

正確な記憶を手繰り寄せている最中だから
どのくらいと正確には言えないけれど
三年くらい一緒に居たような気がする

最初の自立は家出＆勘当以外の何者でもなかった

二度目の自立も義父との大喧嘩の末だった

そんで三度目

穏やか過ぎる位に穏やかだ
私たちももう年なのだと
声を聞かなくても声が聞こえる

小さなころからそうだった
声を聞かなくても
声が聞こえる
そして
その声はいつも正しい声だった

私は
心の声でしか話をしなかった
それ以上に何があるとさえ思っていた
時に
それは残酷なことである
あえて聞こえないフリをするのも優しさなのかもしれないし
心の声にきちんと答えることが優しさなのかもしれない

けれど
聞こえているというだけの勇気が私にはいつもなかった

優しさを先にすることを
優先とするなら
もう十分なような気がした

あと二年と
期限が決まった途端
重荷を隠しきれなくなったのだろう

ぶっちゃけ
半分は夫婦二人で過ごしたい
で
半分は本当に重荷なんだと思う

犠牲者にはなってない
当然のことだと思ってる

けれど

割と不安になっている
精神状態がここ数日　特に激しく揺れている

こんなに寂しくなるとは思いもしなかった

当たり前か

決まったのが
つい
二ヶ月位前で
先週まで
両親と一緒に引っ越すと言っていたのだ

決断を止められなかったのも寂しいｗ

強いのか
弱いのか
よう分からん

おそらくは弱いんだろう

風船のように膨らんだり萎んだりしてる人生だから
一概に弱いとも言えないんだけど
それでも
やっぱり揺れる

そうだなあ

とにかく眠ることの出来る安心感が欲しくて
実家に戻ったんだな
来週から一人暮らしスタートとはいえ
実家だもんな
犯罪面では
下町は人目が行き届いているから
安心してる

なんだかんだで

スタート　なんだな