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カテゴリ:OPERA
(写真左)Yasuhito Shinkai 新海 康仁, tenor as Eisenstein in Die Fledermaus at Machiya, Tokyo 1 June 2013 Y's company - ワイズカンパニー J.シュトラウス二世作曲「こうもり」(オリジナル日本語上演) 台本 日本語訳詞 浜田耕一 6/1(土)(Day 1) ムーブ町屋 ムーブホール 指揮 平野桂子 ピアノ 谷塚裕美(主宰) 演出 飯田惣一郎(ダンサー) 演出助手 千葉里美 アイゼンシュタイン:新海康仁 tenor ロザリンデ:栄 千賀 ファルケ:新井健士 アデーレ:伊藤真友美 オルロフスキー:有田真恵 フランク:浜田耕一 (写真左)Koichi Hamada as Frank and libretto in Die Fledermaus 1 June 2013, at Machiya, Tokyo アルフレード:野口唯一 イーダ:持田温子 ブリント:藤崎優二 フロッシュ:影山慎二(ダンサー) 合唱 Y's chorus スタッフ 舞台監督 中津留智博 美術 幸本直子 衣裳 古館友貴子 ヘアメイク 太田順子 ヘアメイク助手 神山昌美 グラフィックデザイナー 福間祐子 照明 谷川裕俊 制作 Y's company制作部 主催 Y's company - ワイズカンパニー Day1 町屋のムーブホールで行われた「こうもり」に行ってきました。 こんなに笑ったことはない!ってぐらい笑いっぱなしでした。 おもしろすぎる! すべて日本語で行われた公演です。 ベースはいつもの「こうもり」なんですけどオリジナル部分がたくさんあって、 大変楽しめました! 今回は先日の二期会マクベスでセカンドキャストのマルコムを演じた新海さんを聴きたくていったのですが、やはりすばらしかったです。 声も体もサイズが半端なく、彼にはこの会場は小さ過ぎるぐらいでした。 しかもコメディセンスが抜群! 「昔からコメディばっかりやっていたんで…」とおっしゃられていましたが 芸人としてもやっていけるんじゃないかな~と思うぐらいすごかったです。 今回主役を演じるのは初めて、ということだそうですがとてもそうは思えない堂に入った役者っぷり! マクベスが終わってから日がない中でよくこれだけ歌も踊りも芝居も入っているなと。 今後は東京二期会のオペラ公演「ホフマン物語」にナタナエル役でご出演予定です。「ホフマン物語」で東京二期会のオペラ公演ファーストキャスト・デビューということです。この若さで!すばらしいことです。 彼が主役のアイゼンシュタインだったのですが、この作品で刑務所長フランクを演じていた浜田耕一さんもすごい才能でした。 まさに役者そのものでした。 芝居うますぎです。面白過ぎです。 オペラのレベルをはるかに超えた次元にいて、第3幕の展開がアメージングでした。 おまけにイケメンでかっこいいんです。 市村正親さんレベルのプレゼンスを放っていました。 感服しました~! この浜田耕一さんは台本も書いてらっしゃったんですね! いや~すごい才能だわ^^ きょうの日曜も別キャストでの公演があるので(完売)詳しくは書けませんが オペラの台本と言うよりほんとにおもしろい演劇として成立するぐらい面白かったです。 多分歌う人のキャラに当てて書いているので…おもしろすぎます もしかしたら今日のキャストは中身が違ったりして…?わかりませんが。 女声陣ではアディーレの伊藤真友美さんが松田聖子ちゃんに激似で非常に美しく魅力的でした。 ロザリンデの栄千賀(さかえ・ちか)さんがすばらしい歌唱でした。 アルフレードの野口唯一(ただかず)さんは非常に高い声のテノールでアルフレードらしかったです。マントヴァ、ロドルフォ、カラフ を歌いまくって喝采を浴びました。三重唱などではパワフル系テノールの新海さんと声のコントラストがあったのでとてもよかったです。 今回踊りがすごく充実してておもしろかったんです! きょうの公演が終わったらもうちょっと書かせていただきますね。 *** 演出でダンサーでもある飯田惣一郎さんの動きと共に ファルケが今回の仕掛けに至るいきさつを語ります。 ここは通常は1幕のアイゼンシュタインとファルケの会話、そしてオルロフスキー公爵の夜会の中で語られる部分なので ここで処理してしまうことで初めての客にもストーリーが見えるようになり、説明的部分が省かれるのですっきりとします 通常は最初のシーンであるアイゼンシュタインの家の居間の前に全員が登場し顔見せします。 アルフレードの歌 アディーレ アディーレは手紙を読みます 奥様にお暇をもらうことにします ロザリンデがやってきてその願いを断ります アルフレードが来て、旦那が収監された後に会ってくれることを約束して去ります アイゼンシュタインが帰ってきます 弁護士のブリントに怒っています ブリントはすごく演技がうまくておもしろかったです。 アイゼンシュタインの新海さんのでか声とすごいプレゼンスにまずは驚きます これは…きてる! ファルケが来て夜会に誘います ♪ついてきたまえ 2人が激しく踊っているとロザリンデが戻ってきます あなたたち、気でも狂ったの? アイゼンシュタインは燕尾服に着替えに行きます 戻ってきて三人で別れがつらいわ~と言いながら踊り出す三重唱ですが ここでもう~お客さん大笑いです 笑顔への切り替えの瞬間がおもしろくて大爆笑です。 ロザリンデはアディーレにも暇を出します アルフレードがやってきてくつろぎ始めます ここでフランク登場! いやいやいや~ 瞠目の演技力の浜田さんです フランクは通常はおじさんが演じることが多いのですが 彼は愛の妙薬のベルコーレのように若くて颯爽としていてダンディでかっこいいです。 しかも演技がめちゃうまです ロザリンデといちゃいちゃし続けるアルフレードへの反応がいちいち面白過ぎてがん見になってしまいます。 アルフレードが酒をつぐとさっさと飲みます 2人が別れのキスをすると近くによって覗き込んで 激しくリアクション ようやくアルフレードが連行され ロザリンデも夜会の招待状を受け取ります 休憩 第2幕 オルロフスキー公爵邸 客は公爵の傍若無人ぶりにけっこうおののいています。 何も知らないアイゼンシュタインがやってきて なんだあの若造は? オレが礼儀を教えてやる!と 何たそがれてるんだ? まっすぐ立て!とどなります 客大爆笑 公爵は無視です。 彼が公爵と知ったアイゼンシュタインは平謝り 公爵はアイゼンシュタインや皆にウォッカの一気飲みをさせます のどが焼ける焼ける~という演技もおかしかったです 退屈なそぶりを見せた客は追い出されて腕を骨折して戻ってきます(笑) シャンパンの歌 すばらしいです 次のかも、フランクがやってきます 燕尾服に着替えています 2人は例のフランス語の会話をしはじめますが めっちゃオリジナルで死ぬほど笑ってしまいました。 なんかもうナンセンスギャグの世界に突入していて すごかったです しまいには2人で○○に入っています(笑) アイゼンシュタインはアディーレと鉢合わせして驚きます じょ、女中? アディーレの歌 すごくおもしろくて可愛らしい 松田聖子にそっくりです おかしいわ、は、は、は そしてロザリンデ アイゼンシュタインが女性2人といちゃいちゃしているのを見て怒り心頭です アイゼンシュタインに ご結婚は? 私は独身です (まあ~!) 私は人妻ですけど、もうすぐ離婚するの(客爆笑)。 ロザリンデはアイゼンシュタインの時計を奪う作戦に出ます ここも爆笑でした! 首尾よく奪ってしまいます ロザリンデはハンガリーの侯爵夫人かどうかアディーレにけちをつけられて マエストラ(女性)に音楽をうながします ここの歌唱が本当にとてもすばらしかったです 人々が遠くを眺めているのにも(笑)でした。 さあ食事だ! ファルケがみんな愛し合おうという歌を歌い 皆が唱和します ここ絶品でした~ 重唱ってほんといいですね。 さあダンシングタイムです 雷鳴と電光はありません まずはポルカです 全員で踊ります 次はなんと! 男だけのラインダンス!! もっと足を上げろ~~と檄が飛びます すごくハードに踊るんでもう~~ 大笑いでした これはいったいほんとにオペラなんでしょうか~?(笑) 時計がてっぺんに近づき、 アイゼンシュタインとフランクは慌て始めます 2人が去り、人々は大笑い。 休憩 Part2へ続く お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013年06月02日 19時46分39秒
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