東京二期会ドン・カルロDAY2 Part 3
※中身にふれますのでご注意ください。
第4幕
いよいよです!
チェロ。
フィリッポのモノローグがやってまいりました。
フィリッポは執務室で立って、王妃の宝石箱の中にあったカルロの肖像画を握りしめている。
ストップモーションのよう。
おつきの女性が赤ん坊を連れてきている
フィリッポは赤ん坊を見るが人払いをする
フィリッポは椅子に腰かける
突っ伏す。
泣いているのか。
王妃は私を愛していない。
弱弱しく泣きそうな声で歌う。
人の心を読み取る力があればいいのに
でもそれは神だけができることなのだ。
弱音から強音へ。
声のグラデーション見事。
途中指揮者が非常にゆっくり振るので、フィリッポの方がオケより早く歌ってしまう部分もあった。
レルマ伯爵が告げる
大審問官です!
すごい老人メイク。
ここの2人のシーンも見もの。
息子を殺してもいいものでしょうか?
キリスト教徒なのに…
大審問官はカルロよりも問題の反逆者がいることを匂わす
フィリッポは抵抗する
ポーザを差し出しなさい
いやだ!
もうよい!
パードレ、仲直りしましょう
玉座はいつも祭壇に屈するのか!
フィリッポ、見事。
エリザベッタが来る。
もう~ひたすら名シーンの連続ですね。ドンカルロって。
お前が探しているのはこれか?
開けてみるがよい。
なら私が開けよう。
カルロの肖像が、
お前の宝石箱に。
エリザベッタの反論。フィリッポは怒り、激しく叱責し、侮辱の言葉を放つ
エリザベッタは気を失う。
王妃が!
ロドリーゴとエボリ、おつきの者が来る。
ここの三重唱、エリザベッタが目を覚ましてからの四重唱が見事です。
大好きなシーンです。
エボリとエリザベッタ。
エボリは罪を告白。
いよいよ来ました。ドン・ファターレ!
O don fatale
O mia Regina
がらっと声を変えて哀しみを歌う
美しすぎる!!(涙)
そしてまた圧倒的な歌唱!
大拍手。
第2部
牢獄。
カルロ。
ロドリーゴが来る。
超有名なロドリーゴのアリア。
Per me giunto
ここでもマエストロがあまりにも遅く振るのでロドリーゴがオケより先に行くシーンが。
O Carlo, ascolta
すばらしい!
しかしここのカルロの演技がすごすぎる!
カルロの泣き顔と動揺を見てるだけで泣けてくる。
ロドリーゴが別れを告げると耐えきれず立っていったり。もう。うまいです!
ロドリーゴは死亡。
その様子をじっと見ているフィリッポ。
フィリッポはロドリーゴの死を嘆く
そこへレルマ伯爵。
民衆の乱入の知らせ。
牢獄の金網を登ろうとする民衆
大審問官がフィリッポの窮地を救う。
エボリはカルロを救い出す。
第5幕
いよいよ来ました第5幕
まずはエリザベッタです。
この世の虚しさを知る神よ!
すばらしかったです!
カルロとの二重唱もすばらしい!
2人はまたキス!
さようなら母上。
しかしフィリッポがじっと見ていた。
フィリッポと大審問官はカルロを討とうとする
カルロ5世の声が響く
ここからの展開は、今は書きません。
実際にお確かめください。
すべてが終わった。
あまりにも濃い4時間だった。
Bravi tutti!
カーテンコールがえんえんと熱く続く!
今回の演出補の女性も出てくる。
お疲れさまでした~
すばらしいドラマをすばらしい音楽で聴かせていただきました。
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014年02月21日 23時30分08秒