DIE MÜNCHNER OPERNFESTSPIELE 2014
Gioachino Rossinis Guillaume Tell
Die erste Premiere
18.00 Uhr 28. Juni 2014 現地時間
日本時間 2014年6月29日(日)午前1時~
※慣例から言って翌日の午後7時からアジア向けのストリーミングあるものと思われますが…?
STAATSOPER.TV
Musikalische Leitung Dan Ettinger
Inszenierung Antú Romero Nunes
Guillaume Tell Michael Volle
Arnold Melcthal Bryan Hymel
Walter Furst Goran Jurić
Melcthal Christoph Stephinger
Jemmy Evgeniya Sotnikova
Gesler Günther Groissböck
Rodolphe Kevin Conners
Ruodi Enea Scala
Leuthold Christian Rieger
Mathilde Marina Rebeka
Hedwige Jennifer Johnston
Bayerisches Staatsorchester
Chor der Bayerischen Staatsoper
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ブライアン・イーメル(恒例の舞台後の顔見せで、「ハイメル」とやはりバッハラー総裁は発音していたが)やはりすばらしかったですね~声がきらめいている。しかも演技派でしかもでかくてマッチョで男っぽい。
ほかは覚えてない(笑)
あ、マリーナ・レベカはすごかった。
Antú Romero Nunesという演出家が幕間にインタビューされていた(ドイツ語なのでわからん)が、若くてイケメンで演出家と思えないほどビジュアル系!なんとまだ30歳という若さ!
(Related links :
Grösser als das Leben Theater mit Lustgewinn – eine Preisrede auf den jungen Regisseur Antú Romero Nunes Tagblatt Online, 18. Mai 2012)
ブライアン・イーメルはヘルデンテナーとしてあっという間に世界トップレベルに躍り出ました。
METでの Last minute step in があったからというのもありますけど
トロージャンをこないだ見ましたけど、あの作品は傑作と言うわけでもないのであれでしたけど
ベルリオーズっていつもつまんない(笑)
シンフォニーで才能があってもオペラではいまいちってよくありがちなパターン。
でも著名な作曲家がオペラ作品を残してくれることだけでも歴史的に重要なのでありがたいことではあるのですが。
放送されたRシュトラウスのドキュメンタリー、おもしろかった。
やはり作曲家の人生の肝となるのは女性関係(あるいは交際関係)
彼は一人の悪妻に捧げた、愛し続けた人生だった(のか?)
だとしたら彼の作品の女性へのあの憧憬が納得できるよね!
***
雑談すみませんでした。
アジア向けの翌日19時からのストリーミングを途中から見ることができました
ウィリアム・テルの話が登場人物が多くてややこしいうえに
演出がぶっとんでいるので大変でした(笑)
フォレがテルでアルノルトがイーメル。
敵役のゲスレルはグロイスベック
メルクタールはアルノルトの父でゲスレルに拉致され殺される。
アルノルトが好きなマチルデはレベカでゲスレルの娘。
テルの息子ジェミーはジェーニャ・ソトニコワが演じる。少年の役を女性が演じる
ルドルフという悪徳警官はコナーズ。
まだまだ意味不明の男たちが出てくるがほぼ血だらけ(笑)
演出はプロジェクションマッピングを多用。
メルヘンちっくな部分もあって
リアルと言うよりも少年の見る悪夢のような世界です
圧巻はイーメルとレベカの歌唱シーンのすべて。
そして第一部の幕切れの有名なシーン。
そうりんごを射抜くシーンです。
それでCM明けまでひっぱるという
さすがバイエルン歌劇場という展開。
あの20分間無音で踊り続けたワルキューレたちの演出(クリーゲンブルク)を許したぐらいのとこなんで(笑
詳細は書きませんが…
幕間のインタビューはイーメルと演出家だったのだがアジア向け再放送ではカットされていた。
最後の顔見せもカットされていた。残念。
カーテンコールは演出チームに盛大なブーイングだったけど私はそんなに否定しませんよ~
血だらけすぎるのはおぞましいですけどほぼコメディレベルのスプラッター度なんだもん。