Verdi: Messa da Requiem at MUZA Kawasaki Syomphony hall, Kawasaki 18 Oct. 2014
混声合唱団「樹林」 第20回記念定期演奏会
2014年10月18日(土)13:30開演
ミューザ川崎シンフォニーホール
(ちなみに18時半からのヨナス・カウフマンの♪冬の旅 は延期…)
奇しくも東西の名テノール競演だったのに…
指揮:辻秀幸
管弦楽:東京バッハ・カンタータ・アンサンブル
ソプラノ:佐竹由美
メゾソプラノ:竹本節子
テノール:望月哲也
バス:黒田博
曲目
ヴェルディ:オペラ アイーダより「凱旋行進曲」
ヴェルディ:オペラ トロヴァーレより「鍛冶屋の合唱」
ヴェルディ:オペラ ナブッコより「行け、我が思いよ、黄金の翼に乗って」
ヴェルディ:レクイエム
***
本当なら今頃丁度ヨナス・カウフマンのリサイタルをここミューザで聴いていたはずだった。
奇しくも同日午後ミューザでヴェルディのレクイエムが行われることになっていた。
快晴。世界最高レベルのコンサートホール。
すばらしいソリストが揃った。
前半は贅沢なヴェルディの合唱の名曲オンパレード。
アイーダの凱旋行進曲
イル・トロヴァトーレのジプシーソング
ナブッコの行け我が思いよ黄金の風に乗って
どれも非常に速いテンポで、アマチュアには適切な棒だと思った。
Va pensiero 'も通常伸ばす最後の弱音を伸ばさせず終了させた。
後半はいよいよヴェルディのレクイエム。
ソリストたちはオケの背後、合唱の前に立つ。
たとえ会場が響くミューザであったとしてもソリストたちは指揮者の横に立つべきである。
ヴェルディのレクイエムなのだから。
メゾの竹本さんのマイクスタンドこうやって下げるんですよと例によって気配りさんの望月氏が教えている。
Requiem et Kyrie (quartetto solista, coro)
Dies Irae
Dies irae (coro)
Tuba Mirum (basso e coro)
トランペットが2基ずつ背後のパイプオルガンの左右に。
Mors stupebit (basso e coro)
Liber Scriptus, (mezzosoprano, coro)
Quid sum miser (soprano, mezzosoprano, tenore)
Rex tremendae (solisti, coro)
Recordare (soprano, mezzosoprano
Ingemisco (tenore)
テノール独唱 インジェミスコ
Confutatis (basso, coro)
Lacrymosa (solisti, coro)
Offertorium (solisti)
Domine Jesu Christe (soloists)
Hostias (soloists)
Sanctus (a doppio coro)
Agnus Dei (soprano, mezzosoprano, coro)
Lux Aeterna (mezzosoprano, tenore, basso)
Libera Me (soprano, coro)
Libera me
Dies iræ
Requiem æternam
Libera me
***
キリエエレイゾン
以前は
みなとみらいホールで望月氏の同曲を聴いたが、また違うアプローチであった。
竹本さんが圧巻
普段新国立劇場で少ししか聴いてないのでこんなにガッツリ聴かせていただいて本当に幸せでした。
チューバミルン
リコルダーレ
インジェミスコ
この曲を聴くために来たので幸せMaxでした。
しかしそれだけじゃなかった。
ホスティアスが死ぬほど良かったです。
ホスティアス終了後今度は竹本さんが望月氏に自分の飲んでいたペットボトルの水をストローを外して渡す。新国立劇場でいつもワーグナーやRシュトラウスで共演しているので気がおけないらしく微笑ましい。
お疲れ様でした。