全て
| カテゴリ未分類
| Football
| OPERA
| BALLET
| Musical Theatre
| Classical Music
| Cinema
| Mystery
| International
| Competition
| これからの公演のお知らせ
| ATPテニス
| アクセス
| ARTS
カテゴリ:Classical Music
IL DEVU コンサート ≪プラザウエスト開館10周年記念≫ 平成28年2月6日(土) 開場 13:30 開演 14:00 プラザウエスト さくらホール (埼玉県さいたま市桜区) ■出演 望月哲也(テノール) 大槻孝志(テノール) 青山貴(バリトン) 山下浩司(バスバリトン) 河原忠之(ピアノ) *** イル・デーヴさいたま場所に行ってきました。 まだサイン会中だと思います。 久々のデーヴだった。 最高だった! 会場は新国立劇場の中ホールに形がよく似ていて、木製で響きが抜群。 ピアニッシモのハーモニーもよく聴こえる。 前半はソロパートと日本歌曲 後半は、イル・デーヴの世界。 アンコールは2曲で 枯葉 と いのちの歌。 今日は4人の声のパートが聴き取れる席だったので稀有な体験をさせていただきました。 やっぱり彼らはスゴイ‼︎ そう感じた。 フリー・トークの楽しさもいつもどおり。 彼らは全員死ぬほど忙しい身。 オランダ人の主役が3月5日に控えている青山貴 さん。 サロメのナラボートが3月に控えている望月哲也さん。 「フィガロの結婚」の指揮が2週後に控えている河原忠之さん。 大槻孝志さん 2016/02/21(日) 長野 ウィーン楽友協会合唱団 モーツァルト「レクイエム」<長野県県民文化会館 ウィーン楽友協会 姉妹提携事業/ウィーンから祈りのレクイエム> 2016/02/24(水) 東京 すみだ平和祈念コンサート ウィーン楽友協会合唱団 モーツァルト「レクイエム」 2016/03/10(木) 東京 都民芸術フェスティバル 日本の歌・シリーズNo.2 日本人の愛のかたち 2016/04/03(日) 東京 IL DEVU(イル・デーヴ) 2016/04/30(土) 茨城 ちょっとお昼にクラシック IL DEVU(イル・デーヴ) 2016/06/28(火) 東京 IL DEVU(イル・デーヴ)<浪漫! IL DEVU> 2016/06/30(木) 東京 IL DEVU(イル・デーヴ)<浪漫! IL DEVU> 山下浩司さん 2016/02/27(土) 大阪 モーツァルト〜未来へ飛翔する精神 Vol.5 調べは世の終わりを超えて<超越/ウィーンII (1787-1791)> 2016/04/03(日) 東京 IL DEVU(イル・デーヴ) 2016/04/30(土) 茨城 ちょっとお昼にクラシック IL DEVU(イル・デーヴ) 2016/06/28(火) 東京 IL DEVU(イル・デーヴ)<浪漫! IL DEVU> 2016/06/30(木) 東京 IL DEVU(イル・デーヴ)<浪漫! IL DEVU> など 青山貴さん 2016/03/05(土) 滋賀 びわ湖ホールプロデュースオペラ ワーグナー 歌劇「さまよえるオランダ人」(字幕付)<びわ湖ホール・神奈川県民ホール・iichiko総合文化センター・東京二期会・京響・神奈川フィル・九響 共同制作> 2016/03/20(日・祝) 神奈川 神奈川県民ホール オペラシリーズ ワーグナー 歌劇「さまよえるオランダ人」(字幕付)<神奈川県民ホール・びわ湖ホール・iichiko総合文化センター・東京二期会・神奈川フィル・京響・九響 共同制作> 2016/04/03(日) 東京 IL DEVU(イル・デーヴ) 2016/04/30(土) 茨城 ちょっとお昼にクラシック IL DEVU(イル・デーヴ) 2016/06/18(土) 東京 NISSAY OPERA 歌劇「セビリアの理髪師」(字幕付) 2016/06/19(日) 東京 NISSAY OPERA 歌劇「セビリアの理髪師」(字幕付) 2016/06/28(火) 東京 IL DEVU(イル・デーヴ)<浪漫! IL DEVU> 2016/06/30(木) 東京 IL DEVU(イル・デーヴ)<浪漫! IL DEVU> 2016/07/30(土) 東京 八王子市学園都市文化ふれあい財団 × 東響パートナーシップ事業 大友直人(指揮) ヘンデル オラトリオ「メサイア」 2016/09/11(日) 愛知 愛知祝祭管弦楽団 ワーグナー「ニーベルングの指環」4部作 序夜「ラインの黄金」(コンサートオペラ・字幕付) 河原忠之さん 2016/02/19(金) 東京 新国立劇場 オペラ研修所修了公演 モーツァルト 歌劇「フィガロの結婚」(字幕付) 2016/02/20(土) 東京 新国立劇場 オペラ研修所修了公演 モーツァルト 歌劇「フィガロの結婚」(字幕付) 2016/02/21(日) 東京 新国立劇場 オペラ研修所修了公演 モーツァルト 歌劇「フィガロの結婚」(字幕付) 2016/03/10(木) 東京 都民芸術フェスティバル 日本の歌・シリーズNo.2 日本人の愛のかたち 2016/03/13(日) 東京 下野昇 テノール<傘寿記念 日本の抒情(こころ)を歌う> 2016/03/19(土) 千葉 錦織健 テノール 2016/03/27(日) 東京 ライフサイクルコンサート オペラの楽しみ 林美智子90分の「コジ」! 2016/04/03(日) 東京 IL DEVU(イル・デーヴ) 2016/04/16(土) 東京 大村博美(ソプラノ) リカルド・タムラ(テノール) 小森輝彦(バリトン) ヴェルディ、プッチーニを歌う 2016/04/29(金・祝) 長野 軽井沢大賀ホール 春の音楽祭 錦織健 テノール 2016/04/30(土) 茨城 ちょっとお昼にクラシック IL DEVU(イル・デーヴ) 2016/06/28(火) 東京 IL DEVU(イル・デーヴ)<浪漫! IL DEVU> 2016/06/30(木) 東京 IL DEVU(イル・デーヴ)<浪漫! IL DEVU> 望月哲也さん 2016/02/13(土) 京都 望月哲也(テノール) & 佐野まり子(ピアノ) リートデュオ 2016/03/06(日) 東京 新国立劇場 R.シュトラウス 歌劇「サロメ」(字幕付) 2016/03/09(水) 東京 新国立劇場 R.シュトラウス 歌劇「サロメ」(字幕付) 2016/03/12(土) 東京 新国立劇場 R.シュトラウス 歌劇「サロメ」(字幕付) 2016/03/15(火) 東京 新国立劇場 R.シュトラウス 歌劇「サロメ」(字幕付) 2016/03/27(日) 東京 ライフサイクルコンサート オペラの楽しみ 林美智子90分の「コジ」! 2016/04/03(日) 東京 IL DEVU(イル・デーヴ) 2016/04/30(土) 茨城 ちょっとお昼にクラシック IL DEVU(イル・デーヴ) 2016/06/28(火) 東京 IL DEVU(イル・デーヴ)<浪漫! IL DEVU> 2016/06/30(木) 東京 IL DEVU(イル・デーヴ)<浪漫! IL DEVU> 望月氏のスケジュール詳細はFACEBOOKページを参照ください。 そんな才能の塊のような彼らが一堂に会し歌っていること自体が奇跡です。 特に望月哲也さんはプラハから帰国したばかり。その話を実は期待していたがいっさいしゃべらなかった。 &&& 客席からまさかの登場 河原さん。 「こんばんは〜! 笑 のっけから間違いをおかしてしまいました。 「こんにちは」でしたね。」(笑) 客にインタビュー。 おじいちゃん「妻がCDを持ってたから」 妻「イル・ディーヴォのCDを買ったのです。ここに来るっていうから来た」 ええ〜! 河原さん汗… 河原さん「最近 綾小路マシュマロ って呼ばれてるんです。」 「僕ら実は 500キロ 上回ってるんです。 しかし今日 青山君の顔を見て思ったんです。「やせてる⁇」 人が痩せていると思った時のこの悲しい気持ちはなんなんだろう。(笑)」 第一部 Part1 ▽外国歌曲で綴る四季 by Franz Schubert 譜めくりは高田絢子さん。 春 春への思い 大槻孝志 Fruhlingsglaube 柔らかく、リリカルな美声。素晴らしい。 夏 野ばら 青山貴 Heidenröslein 痩せたように見える。オランダ人の役作り⁉︎ 相変わらずスゴイ声。 秋 ます 山下浩司 Die Forelle 黒曜石のように甘い美声! 冬 菩提樹 望月哲也 Der Lindenbaum 圧巻だった!もうどっぷり別世界。 da hab ich noch im Dunkel die Augen zugemacht. Dunkel 暗い 陰鬱な世界 Komm her zu mir Geselle, Komm 楽しそうに歌う たった1曲でこの世界観! やはりドイツ語圏に行って来たに違いない! 河原さんと創り出す世界に一瞬で落ち込ませる力がある。 これは尋常ではない魔力。 彼らはオペラ歌手なのでやはりソロで歌う部分を私は一番注目してしまう。彼らもソロの曲は毎回違うので歌いたい曲がたくさんあるのだと思う。 河原さんのソロ。ピアノのための「からたちの花」 ピアノはヤマハなのでいつものスタインウェイではないが河原ワールドはそのまま。 素晴らしい! 山下トーク 「ソロの曲は季節で綴ったら全員皆シューベルトになった。(すべてドイツ語)やはり好きなのですね。」 ふるさとの四季 ふるさと~春の小川~朧月夜~鯉のぼり~茶摘み~夏は来ぬ~われは海の子~村祭り~紅葉~冬景色~雪~ふるさと これ前 アル・フオーコで聴いた。デーヴでも小金井で聴いた。 朧月夜はイル・デーヴヴァージョンとは異なり、アップテンポでさくさく進む。アレンジも違う。あとでイル・デーヴヴァージョンも聞けるので聞き比べてみようと思った。 鯉のぼりは望月哲也さんは別のメロディで歌っている。茶摘みも。茶摘みはハミングで終わる。最後の故郷はアカペラで入り、終わり方がデーヴ流にオリジナルアレンジだったのではないかと思うのだが違うだろうか? 圧巻だった。 休憩 第二部 彼らはネクタイとポケットチーフを替えて出てくる。 望月氏は赤。大槻氏は水色。青山氏は紫。山下氏は紺である。 望月トーク 「これから歌う曲は会場のホワイエでも売っている ファーストアルバムとセカンドアルバムの曲です。 ファーストアルバムは タイトルはDEBUTなんですけど DEBUだけ色が違ってたりして…狙ってます(笑) そこから5曲。 セカンドアルバムのNUKUMORIからは4曲ですね。 NIKUMORI にはDVDもついている」 などと笑いをとる。 ではアマリッリと An Silvia(シルヴィア)です。さりげなくドイツ語。 やっぱりドイツ語圏に行ったのでしょうか? ここから河原さんの譜めくりについていた絢子さんがいなくなります。 ♪アマリッリ ♪シルヴィアに ♪ダニーボーイ ♪朧月夜 やっぱりこのハーモニーは絶品! 酔いました~ 大感動 大槻さんトーク 「ロマンチストの豚は1枚目のCDから さびしいカシの木 はセカンドアルバムから。両方木下牧子さんの作曲で、さびしいカシの木は木下さんん本人のアレンジです。 ではやなせたかしさんについては詳しい青山さんからお願いします。」と無茶ぶり! 客、大期待。 青山さん「え、あの~…心の準備をしていなくて。やなせさんはアンパンマンを作った人で。詩の内容はシンプルで覚えやすいけどとても深い。メロディはシンプルですけどよく聞いてみると深いんです。」 なんか無茶ぶりにしてはうまくしゃべれたと思ったのか青山さんご満悦の表情(笑)。 ♪ロマンチストの豚 かわいらしい曲で 「ぶ・た」と低音パートが言うたびに 笑いそうになっているように見えるのは気のせいでしょうか。 ♪さびしいカシの木 すばらしかった~ 大感動! 今回は必死に何がアレンジ違うのか聞いてみた。最後の終わり方だろうか? 曲の展開は 望月→4人 3人→4人 青山→4人 青山トーク 「さっきは突然しゃべることになってすごく緊張していました。このイル・デーヴを始めた時から一人1回MCトークするって決まっていて、前はもっとしゃべれなくて、歌うより緊張しました。毎回トークの前に考えてしまって。でも今は自然な感じでしゃべれるようになってきた。(え~!?) さっきも突然ふられたけどなんとかしゃべれたので(ええ~!?) この調子でがんばりたい。(大拍手) セカンドアルバムから2曲。 2枚目のCDの特徴は男声4部とピアノを想定して編曲してもらったこと。そこを注意して聞いてもらいたい。 ソロが多くなっているのでがんばりたい。」 ♪涙そうそう 言葉通り この曲は青山氏メインになっている。中間がシンフォニックですばらしい。 ♪This is the Moment これも青山のソロから入るそして山下氏ソロと続く。 青山氏が解き放たれたようにすごい! 声を出しまくってる。 やはり英語の曲は声が出しやすいんだよね。 それとトークの重責が終わったからでもあるのかな。 すごいパワーに圧倒される。 ミュージカルでこれをやったら全部ふっとんじゃいそう。 河原さんトーク 「イル・デーヴでオーケストラと共演するのが夢だったが夢がかなった。アンサンブル金沢と共演した。夢がかなったのがうれしい。 きょうはみんなすごくリラックスしていますよね なぜなんでしょう。」 山下さん 「オーケストラの壁を超えたから? あたたかいお客さんですし。」 青山さん 「僕はやせてないですよ。髪を切ったのです。大雪の日でほんとはパーマをかけたかったのですが2時間しかなくて髪をカット・カラーしただけで。」 河原 「青山さん その話はあとでゆっくり。 オランダ人、主役ですからね!」(拍手) 大槻さん 「こんなに素敵なホールがあったんですね。」 お客様の上半身が見えるホールですので幸せですね。」 (笑 このホールはすり鉢上になっているので客席が急に高くなるので非常に見やすいのだ。 河原さん 「望月君はハードスケジュールで合わせるのが大変。プラハから帰ってきてコンディション整えるのは大変でしたか?」 望月氏 「この会場の空間がいいですね。オケの壁は厚いですから。そのあとのこのスケールの会場で歌えるのが、久しぶりにあるべき姿に戻れて安心してやれて楽しかった。学生時代野球をやっていた頃、このへんに練習に来ていた。こんなに素敵なホールがあるなんて知らなかった。」 河原さん 「(客に)みなさんいろいろそれぞれご苦労もおありだと思うが僕たちの音楽が少しでも癒しになれば…。」 ♪すべての山に登れ 青山→山下 アンコールは ♪枯れ葉 シャンソンの曲なのだがすごくJAZZっぽく演奏する。 なにをやってもさまになる望月哲也。 望月 「初めてJAZZYなちょっとおとなの曲に取り組んでみた。」 ♪いのちの歌 大拍手 終了 お疲れ様でした!! 普段はものすごいオペラ歌手の彼らが 何よりアンサンブルを純粋に楽しんでいる彼らが本当にすてきだった! 望月さんの指揮ぶりとか 大槻さんとの見交わす目線とか 思ったのだが やはり高い音程の2人がワンセット 低い音程の2人がワンセット その同じ高さの音程の2人がさまざまなヴァリエーションを繰り広げるので 男声4声、ものすごいことになっているんですよ 最後の音が消える瞬間まで聴いていてほしい。 そのピアニッシモの4人の違う音程の声が残響を残すとき ありえない美しさがある。 かと思うと4人マックスの声の絡み合ったときのオペラティックな響き 生でないと絶対に味わえないシンフォニックな響き。 それぞれ個性あるソロが聞ける独唱シーンなど… 彼らが今回アンサンブル金沢との競演を口にしていたが残念ながら聞けなかった 売り切れだったのだ。 やはり金沢まで行けばよかった! よほど彼らに深い印象を残したようだ。 またの機会を期待します。 ぜひお願いします。 オケピに入っているオケではなく 背後から襲いかかるオケは強力ですものね。 でも彼らはワグネリアンシンガーなので問題ないはずだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016年02月07日 12時11分14秒
[Classical Music] カテゴリの最新記事
|
|