喉元過ぎれば

家族の元に帰りましたが、じっとすることもなく。

NEXCOの商品に「ぶらり中国ドライブパス」というのがありまして、中国地方の高速道路が乗り降り自由の周遊区間になる商品なんですね。今回せっかくなので、このパスを使う事にしました。

行ってみたのが三江線沿線。廃止検討となったこの路線、秋の景色を撮ってみようかと。

朝の6時半、流石に暗いです。

江の川に添って走ります。その分鉄橋を渡ったり、崖っぷちを走ったりと。

珍しい駅として出てくるのが宇都井駅。真ん中の柱が駅舎で橋がホームです。

長大な鉄橋を走る1両の列車。

縦位置・横位置で撮影、川がきれいですね。でも、この川が氾濫する事で三江線は不通となり、巨額の修繕費がかかっています。沿線の過疎化もそうですが、保守の負担も廃止検討の原因でした。

この景色も素晴らしい景色です。

川霧が何とも幻想的でした。

この路線、国道が並行して走っているのですが、非常に走りやすく、鉄道が川に添ってくねくね走るのに対して国道はトンネルで直線的に走ります。

実際、列車の撮影も同じ列車を何度か追い抜いての撮影でした。

こうなると仮にバス転換となっても不都合は生じないのでは、と考えてしまいます。

三江線の撮影を終え、今度は木次線沿線に移動です。

紅葉もそうですが、この季節は落葉松の色が美しくなる季節です。

お立ち台にて撮影です。

この後、スイッチバックの撮影に向かいます。

国道の旧道に入り、そこから斜面を登るとスイッチバックを見渡すことができます。

 こちらは、切通しを走る場所です。

夕暮れ近い中、何となくさびしい景色を列車は走って行きました。