エッジ下巻(鈴木光司)
○内容(「BOOK」データベースより)続発する失踪事件は、その規模を急激に拡大しつつあった。その謎を追う冴子は、ついに失踪前の父が南米ボリビアで書き残した手記にたどり着く。その中に、冴子は世界の仕組みを解き明かす鍵を見つけるのだった。恋人、霊能者、物理学者の力を借り、すべての答えに迫る冴子だったが…!?父はなぜ、どうやって姿を消したのか!?そして人々の消失の真の意味とは!?壮大なスケールで描く傑作サスペンス・ホラー、完結巻。 ○感想おもしろい! 引き込まれていく壮大なストーリー。謎がしだいに明らかになり、加速していく、宇宙最後の日・・。数学や物理の法則が崩壊したときに起こる恐怖・・。興味深い話の展開に、引き寄せられていきます。いつくるのか分からない、でもそれは確実に起こりうる事実。その恐怖感が、読んでる側にも、ジワジワと伝わってきます。小説だからこそ感じる恐怖感。活字から自らが、迫りくる恐怖を想像してしまうので、余計恐いんです。しかし、この人が表現する小説は、スケールの大きなものが多いですねえ。以前読んだ、『ループ』や『楽園』もスケール大きかったけど、今回の作品も、相当なスケールですね。宇宙的スケールの超大作です!迫りくる宇宙最後の日 とてつもない恐怖感価格:700円(税込、送料込)クリック応援をお願いします