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BMW 自動車 t3109

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March 15, 2015
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BMW ドイツ本社


bmw

博物館のBMW Museum(愛称ボウル)と同様に、オーストリアの人気建築家

カール・シュヴァンツァー氏によって設計された本社ビルBMW Tower(4シリンダー)は

1970年7月頃から建設を開始し、73年5月頃に博物館と同時に公開されたと

思います

BMW AG/Bayerische Motoren Werke AGとしての最初の本社ビルは、1920年頃に

現在のBMW Werk 1(ミュンヘン工場)のあたりに建て始めた工場の入口の建物だった

と思うのですが、60年代中頃のBMWはHans Glas GmbHのディンゴルフィング工場

(現在のWerk 2.1)を買収する等で生産規模を拡大し、管理部門の社員も増え事務所が

不足し、Werk 1周辺のビルを借りたりしていたようで事務手続きが分散化するので

事務の集約化の為にWerk 1のメインエントランスに隣接した2万8210平方メートルある

従業員用の駐車場に本社ビルの建設を決意し、BMWの50周年にあたる

(BMWはRapp Motoren Werke GmbHではなくBFW AG/Bayerische Flugzeugwerke AGを

会社の始まりとしています)

66年に管理部門を統合し本社ビルや電子計算機センター、立体駐車場の建設計画を

発表したと思います

bmw
bmw

新しい本社ビルは、管理や生産技術の進歩で仕事の質と量が変化しつづける事を

考慮に入れ当時の要件を満たしつつ、いつでも状況に応じてスペースを再構成ができ

前庭と車寄せがあり、印象に残る外観でアピールすることで販売促進に役立ち

ミュンヘン市が63年に立てた都市開発計画(Stadtentwicklungsplanes)などの

基本方針に沿い、66年にオリンピック開催都市に選定されたのでオリンピック施設に

溶け込むデザインを要望したようで、68年からデザインコンペを行いました

最終選考に、普通の7階建てのビルとカール・シュヴァンツァー氏の4シリンダー

(22階・高さ99.5m)のデザインが残り、それぞれ利点と欠点を持っていたようですが

カール・シュヴァンツァー氏のデザインは、技術的に大胆であって高さがミュンヘンの

ランドマークであるフラウエン教会(98.6m)と同等でOlympiaturm

(オリンピックタワー290m)よりも低く

また

既存の博物館では一般の人々が入館しづらい問題があり、車両を展示する為の独立した

円形の建物もデザインされいて、初期デザインからタワーの角度が45度ローテション

されましたが、68年にBMWの内部の押す声もあって4シリンダーのデザインに決定し

ミュンヘンオリンピックの72年にBMW タワーが完成したと思います

bmw

その後、02年頃に外観は近代的ですが現在の技術規準に合致させるために、30年間

使用したBMW タワーやBMW 博物館の近代化改修が計画され、BMW 博物館は

カール・シュヴァンツァー氏のデザインは継承しつつ、ウヴェ・R・ブルックナー氏が

設立したアトリエブルックナーが改修のデザインを担当し

BMW タワーは、カール・シュヴァンツァー氏のデザインを継承しつつ

フランクフルトのメインタワーといった高層建築を手掛けたことで有名な

ピーター・P・シュウェーガー氏のASP Schweger Assoziierte Gesamtplanungによって

改修のデザインが担当され、1500人の従業員は周辺のビルに一時的に移転し、04年

から改修工事を開始、BMWの改修工事の基本方針は「エネルギー及び資源の節約」で

大阪で製作された外装のアルミ素材は掃除のみで、ビルの最上部の耐荷重構造の

十字の梁などを気象条件から守る為にステンレスで被覆加工を施したようです

(プレスリリースによってはアルミと書かれている場合があります)

室内面積が約5万3000平方メートルある内装は、空調及び冷暖房、エレベーター

配線などを全て取外しコンクリート剥き出しにし、タワーの重量(16800トン)に近い

14000トンの廃棄物を出すことで断熱、防音工事し、2304枚の窓は全て精密検査し

使えるものは再利用したようで(プレスリリースによっては2302枚全て交換したと

書かれている場合があります)以前は、窓を開閉しないで空調しましたが、気象条件に

合わせてブラインドや窓(3枚ごとに)をプログラムによって電子制御することで

自動で開閉し、新鮮な空気の供給を最適化しつつ昼光も利用できるようし、直管蛍光灯

からLEDでしょうか?円形の照明に変更して照明制御も可能にしたようです

ちなみに

オフィス家具は、まだ使えたかもしれませんが白とグレー色の最新の物に交換した

ようです(笑)

また

タワーの西側の低い平屋の建物の喫茶店(食堂)は、東側の低い平屋の建物に移動し

現代的なデザインのカフェテリアになり、防火システムが更新され、階段の前室である

附室(エアロックかもしれません)を設け、階段室へ空気の供給をしつつ火災時の煙が

階段室に入ることを防ぐ加圧防煙システムを採用したハズで、エレベーターが8機あった

と思いますが、全てを刷新したついでに有事の際の消防活動を支える唯一の交通機関で

ある非常用エレベーター(消防士サービスエレベーター)を一部のエレベーターに採用

したハズで、08年6月に再オープンしました

bmw

ついでに

本社ビル上部のBMWのエンブレムは、カール・シュヴァンツァー氏が提案した物ですが

都市開発計画の基本方針の一つが「有機的に自然環境と結びついた繁栄する世界都市」と

なっている為でしょうか本社ビルの高さについては、ミュンヘン市から建築許可がおりた

もののエンブレムは、ミュンヘン市の都市計画局が不自然と考え反対され法的紛争と

なったようで当初はありませんでした

しかし

BMWは、販売促進の為に観光客が多く集まるオリンピック会場から見える西側に

エンブレムを設置する事を特に重要視し、法的紛争中にもかかわらずキャンバスに

エンブレムを印刷し72年8月に本社ビル上部の東西側2面に「試作」として設置して

しまい、お役所に逆らったので110,000ドイツマルクの罰金を払う事となりました(笑)

その後

お役所と交渉し、恒久的に東西南北の4面にエンブレムを表示する許可が下り本社ビル

公開後の73年11月にエンブレムがヘリコプターで輸送され現在のエンブレムがついた

本社ビルの元になったかと思います


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Last updated  November 12, 2017 09:40:34 AM
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