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カテゴリ:アジア中東
今日は、家内とイタリアン・レストランで夕食をとった。隣に、場もわきまえずにうるさいグループがいて落ち着けなかったのと、満員電車に揺られて帰るのも煩わしかったので、タクシーで帰った。その車内のラジオでUAEのドバイのことが話題になっていた。現在、世界一高いビルが建設中である、という。その高さ何と800m。さらに、人工島に、リゾートにと、留まるところを知らない、建設ラッシュである。そんなドバイに私も行ったことがある。あり得なさそうな話だが、仕事でだ。そして、急にアメリカンレストランのことを思い出した。 私がドバイに行ったのは、2001年初夏。今でこそ、関空から直行便が出ているが、当時はシンガポール経由でドバイに飛んだ。当時より、ドバイは建設ラッシュで、砂漠の中の摩天楼は一種、異様だった。初夏だからもちろん暑い。気温は常に40度台の半ばだった。 諸々の思い出は、またあらためて、書くこととして、ドバイ近郊のあれは確かシャルジャ(Sharjah)という町に行ったときのことだ。私のほか3人、そしてタクシーの運転手である。お腹が空いたところで、周りにレストランも見当たらないので、何処かGood Restaurantはないか?と聞いたものである。どんなレストランがあるか考えた運転手は、アメリカン・レストランが近くにある、というので我々もそれに賛同して、運転手に託した。するとどうだろう、良く見る看板が目に入ってきた。「まさか、ここでは無いだろう?」と、一同目を合わせたものだが、だんだん近づいてきて、とうとう駐車場に入ってしまったのだ。「アメリカン・レストランに着いた」と運転手が言ったそのレストランは、マックだったのだ。我々の一人が言った。"This is not American Restaurant!" そして、「多少遠くてもいいので違うところに連れていってくれ!」と言って、現地のアラビック・レストランまで連れていってもらったのである。海に浮かんだ船のレストランだった。日本人が珍しかったのか、店長が一人一人、握手して歓迎してくれた。たまたま、"地球の歩き方"にも記載されていたレストランだったので、それを見せるととても喜んでくれ、我々もつい「この本に宣伝してあげるよ!」言ったところ、デザートだったか、サービスしてくれた。(ゴメンなさい。結局、宣伝しなかった。) マックじゃなくて良かった、というお話。
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Last updated
2007.09.04 21:35:46
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