鵜飼木船の技術を伝える
昨日の7/8(土)11:00から1時間ほど、関市役所主催の造船見学ツアーがあり、参加者に紛れて岐阜県立森林文化アカデミーへ行って来ました。
鵜飼舟プロジェクト、すっかり舟の形に仕上がりました。船体を横倒しにして、仕上げ作業が行われています。
ダグラス・ブルックスさんというアメリカ人船大工で和船研究者が全国各地の船大工のもとで修行していますが、今はここでこの鵜飼舟を作っています。
そして、それを映像で記録する作業が行われています。
そして鵜船の技術を持つ師匠は、この方、
那須さんです。美濃市立花の長良川ほとりに船大工の作業場をもち長年の間、木船をつくり続けて来ましたが高齢となり今では廃業されています。
そこで、まだお元気なうちに技術伝承を目的にアカデミーで木造鵜船の制作過程の映像記録を目的に、木船の制作が始まりました。
この那須さんは、私の妻の実家のお隣なんです。妻と那須さんの娘さんは同級生で、婿の私のことも良く聞き及んでご存知でした。私の父は大工で今は郡上で木工製作をしていますが、そんな事までご存知とは驚きました。木を扱う職人同士、建築大工と船大工、大工同士の気持ちがつながっているのでしょうね。
久津輪先生、素晴らしい企画をありがとうございました。
岐阜が誇る長良川の清流を支える森林資源や、その資源を活用した木の技術、その技術で製作した木船を使い鮎漁を行う伝統文化。素晴らしい資源や技術や文化が繋がり支え合い残っている長良川流域の文化圏。
私も木造建築の技術と経験を活かして、地域の活性化に取り組んでいきたいと思います。
当面は空き家の診断と利活用がテーマです。
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