第14章 焼き肉屋
写真は焼き肉屋さん内で。両方の写真で右側にあるのが、Rさんが板門店内で農業をしている畑から盗んできた獅子唐。8月31日 17時45分もう一度、万景台議事堂(国会議事堂)をみて、アヒルの肉の焼き肉屋へ。焼き肉屋の前で路面電車が通っているので、写真を撮って、店に入ってみる。前にも述べたとは思うが、誰が見ても『焼き肉屋』という感じはないのだが、店の看板には『アヒルの焼き肉屋』と書いてあるらしい。アヒル?といってもよく考えてみると“北京ダック”もアヒルではないか!!!!気にしない、気にしない、気になる!!!!!しかし、アヒルを食べるのは(北京ダック)これで2回目だったことに後で気がつく。 店のなかに入ってみると1階ではなく2階。これも北朝鮮国民に配慮し、食べている様子を見せないようにしているのだろうか?確か、初日の「清流」という店もそうだった。 いよいよ、食べることになる。そのとき、【第11章 板門店 #3】で書いたのだが、Rさんがここであの盗んできた獅子唐(唐辛子ではありませんでした)を出してきて一緒に焼き始めた。「このためだったのか!」なかなかやるな! 食べてみると大変甘い。 北京ダックは皮だけだが、肉は初めてだ。おいしい。さっぱりしている。しかし、これを食べるために、北朝鮮の人々は・・・・と考えると、考えさせられる。「前にいる、添乗員2人と運転手はよっぽどいい食事をしているんだろう」とまた思う。 ところで、このアヒルの肉専門店はNTV『バンキシャ』という番組で、紹介されていた。(2004年9月5日放送) それは、北朝鮮のハンバーガーということだった。私は帰りの高麗航空のなかで北朝鮮のハンバーガーを食べた。おいしかった。肉はさほどなかったが、レタスではなかったが、(朝鮮の野菜?)ピクルスもなかったが、おいしかった。しかし、この番組は少々、北朝鮮のことを馬鹿にしている。何で北朝鮮でハンバーガー食べたらいけないのか?パンの間に挟んであるものがちょっと貧素であったらいけないのか?失礼である。北朝鮮の政策と食べ物に関することは同じ天秤にかけてもいいものだろうか?人気blogランキングへ