狭山丘陵には十指に余る種類のスミレが咲きますが、その先頭を切って咲くのがアオイスミレです。
実は一番最初に咲くのは
タチツボスミレだと思っていたんですが、アオイスミレの方が早くて3月上旬に咲き始めるのだそうです。
一番の特徴は名前の由来にもなっている丸い葉でしょう。
フタバアオイの葉に似るところからこの名前がついたそうです。
昨日はニリンソウを掲載しましたが、本当はこのアオイスミレを撮ろうと思って出掛けたのでした。
今の時期、森の中のあちこちに小さな薄紫色の花を咲かせています。
あまり目立ちませんので、山にお出かけの際は踏みつけないようお気をつけ下さい。
【写真】
アオイスミレ(葵菫) スミレ科
花の時期が早い、花の側弁が開ききらない、距が太い、葉が丸い、雌しべの先端がカギ型と、特徴の多いスミレで、素人でも見分けられる種類かと思います。
この時期、林の中のちょっと薄暗いところで多く見られます。
色や模様はタチツボスミレに似ていますが、全然違うグループなのだそうです。
花の大きさは1~1.5cmくらいで、タチツボスミレよりも小型です。
スミレの見分けも、今年の春の課題だなぁ・・・
さいたま緑の森博物館のアルバムには12種類のスミレの写真が貼ってありました。
さて、今年の春は何種類見つけられるか・・
カメラ機種名 Canon EOS Kiss Digital N
撮影日時 2007/03/21 9:52:09
Tv 1/320
Av 3.5
ISO感度 400
レンズ EF-S 60mm MACRO