ひと月ほど前に
タチチチコグサの写真を載せたとき、他にもチチコグサモドキとウラジロチチコグサというよく似た奴があると書きました。
あまりにも地味なので気にしたこともありませんでしたが、野原を観察してみるとこのふたつも花を咲かせていました。
この3つにオリジナルのチチコグサをあわせてチチコ4兄弟と呼びましょう。(勝手に呼びます。)
今日の写真はウラジロチチコグサです。
先日の
タチチチコグサとどこが違うの!?という感じですね。
こちらはへら型で緑色が濃く、艶のある葉が特徴です。
また、花期にロゼット葉が残っているのもチチコグサの仲間ではこれだけだそうなので、見分けは容易だと思います。
花はこちらも壷型で、咲いているんだか蕾なんだか花後なんだかぱっと見ではよく分かりません。
おそらく、花の先端が黄色くなっているのが咲いている花で、タマネギみたいなのは花後でもうじき綿毛になるもの、てっぺん近くの開いた花のようなのは綿毛が飛んだ跡でしょう。
チチコグサモドキも一緒に載せようと思いましたが、写真が今ひとつ気に入らないので撮り直してから載せようと思います。
最後に残った元祖チチコグサ、これだけどこを探しても見あたりません・・・
【写真】
ウラジロチチコグサ(裏白父子草) キク科
地味なことこの上ないですが、この写真は結構気に入ってます。
その名の通り、葉の裏側が真っ白です。
狭山丘陵・六道山公園にて。
カメラ機種名 Canon EOS Kiss Digital N
撮影日時 2007/07/16 14:51:09
Tv 1/60
Av 3.2
ISO感度 200
レンズ EF-S 60mm MACRO
今日の花も地味なので、おまけの一枚を。
ヒメウラナミジャノメ posted by (C)たけぽ
ヒメウラナミジャノメという蝶のようです。
大きさは、この状態で1円玉くらいで、モンシロチョウより一回り小さいです。
我が家のハイビスカスの葉の上にとまっていました。
3回クリックで横1280ピクセル表示になります。
結構鮮明に撮れていると思いますので、ご用とお急ぎでない方は拡大してみてください。
裏側が波のような模様なのでこの名前があるそうです。