2009年の沖縄旅行編も載せ終わったので、最後に沖縄で撮った花を載せて完結したいと思います。
とはいっても、撮ってきたのは浜辺に咲く自生種だけで、種類もわずかではありますが。
最初の花は、クサトベラです。
これは沖縄の浜辺のあちこちで見かけました。
扇状に広がった5枚の花弁が独特ですね。
それ以上に、半円の花の上に突き出した雌しべも個性的です。
実もたくさんできていて、熟すと緑から白に変わるようです。
【写真】
クサトベラ(草とべら) クサトベラ科
名前は草ですが、常緑低木です。
沖縄本島・東村のウッパマにて。
カメラ機種名 Canon EOS Kiss Digital N
撮影日時 2009/07/27 11:32:05
Tv 1/500
Av 5.6
ISO感度 200
レンズ SIGMA 17-70mmF2.8-4.5 DC MACRO
焦点距離 70.0 mm
こちらはハマゴウ(浜栲)で、東北地方以南でみられるとか。
沖縄の浜辺では普通に見られます。
シソ科っぽい花ですがクマツヅラ科で、草のように見えても常緑小低木だそうです。
砂地でも群生してたくさん咲いているのを見かけます。
沖縄・南城市のコマカ島(またはクマカ島)にて。
こちらはウコンイソマツ(鬱金磯松、イソマツ科)でよろしいかと思います。
ウコンとは何の関係もなく、花の色が黄色いのでウコンの名があるそうです。
ちなみに、イソマツの花はピンクだそうで、こちらも見たかったですがありませんでした。
こちらも沖縄・南城市のコマカ島(またはクマカ島)にて。
環境省レッドデータブック:絶滅危惧II類
最後にパイナップル・・!?
じゃなくて、これはアダン(タコノキ科)の実です。
成長すると7~8mの高さまで育つそうで、このオレンジ色の実も沖縄ではよく見かけます。
もちろんパイナップルとは縁もゆかりもありません。
子供の頭くらいの大きさの実は食用になるんだそうです。
でも
カヌーツアーのガイドさんは美味しくないと言ってました。
甘みがあっても美味しくないって、どんな味なんでしょうね。
スナックパインみたいにちぎって食べるんだそうですが・・
これも沖縄本島・東村のウッパマの浜辺にありました。
さて、2009年の沖縄シリーズもこれにて(完)です。
序盤は雨が降ったものの、やろうと思ったこと、行こうと思ったところは全部クリアしてきました。
来年も行けるように、せっせと働こう~。