またしてもJR東日本の送電線、岡部境線の追跡です。
前回載せた103号鉄塔が八国山緑地最後の鉄塔で、次の104号鉄塔は東村山市の市街地に立っています。
さっきまで鬱蒼とした森の中を進んでいたのに、突然普通の住宅地に出てしまいました。
八国山緑地は狭山丘陵の東端で、山の麓まで住宅地が迫っています。
GoogleやYahoo!の地図を写真に切り替えてみると、住宅地の海に浮かんだ緑の孤島のようです。
航空写真を見るたびに、よくここだけでも緑が残ったものだと感心します。
平地に出て自転車で走るのは容易になりましたが、道が入り組んでいて鉄塔の足許に辿り着くのは案外大変です。
しかも電柱やら電線がやたら多くて、鉄塔だけ撮るのは無理。
ま~街中ですからやむを得ません。
岡部境線104号鉄塔は住宅庭先にあって、鉄塔の下は花壇や菜園になってました。
個人の所有地なんでしょうね。
電柱なんかは借地料がもらえるそうですが、鉄塔もそうなんでしょうか。
次の105号鉄塔は原型といわれる四角錐型で、西武線の線路の向こう側にありました。
実は今年の1月3日に私の実家に向かう際にこの鉄塔が目に入り、あれ、こんなところに原型があるじゃん!?と気付いて今回の追跡に出たんです。
ここは今の職場に変わる前には自転車や車での通勤路で数限りなく通っていたのに、この鉄塔は意識していませんでした。
この辺は川と線路があって、一歩間違えると遠回りになります。
幸いにして土地勘がある場所なので、難なく線路を越えて105号鉄塔に到達しました。
この鉄塔は周囲を見事に住宅に囲まれていて、これ以上近寄れません。
さらに東村山市内を東に向かいます。
そうそう、東村山といえば志村けんの「東村山音頭」、一世を風靡しましたね~。
このあたりが、あの東村山です。
次の106号鉄塔もそれほど遠くなく、すぐに辿り着きました。
しかしここは畑と大きなお寺の敷地に囲まれ、接近することができず・・
やむなくお墓の隙間から眺めておしまいです。
今日の3基は全部形が違っています。
このJR東日本の送電線の鉄塔は似たようなのが多く、おそらく一番上の104号鉄塔のような最上部だけ細くなっているスタイルのが一番多いと思います。
今日はこの日の続きの追跡に行ってきたんですが、ほとんどが104号鉄塔と同じものでした。
今日も寒くて少し風がありましたが、この日に負けない鉄塔日和の青空でした。
(写真は2010年1月10日、EOS KissDN + EF-S 18-55mm USM II)