カテゴリ:ザ・海外
すっかりウチのシティもクリスマスモードに、、、と思ってたら、、
既にニューイヤーモードでした。(^.^) 今日(土曜)は半日仕事、半日休みで比較的平和な一日を過ごしてきました。 ということで、たいした事件もなかったので(珍しく)、以前から書こう書こうと思ってたネタを書くことにしまSHOW。 ---------------------------------- 仕事柄、あちこちの国に飛行機で行くことが多いんだけど、どの飛行機に乗ってもたいてい日本人はいる。たいていはビジネスマンなんだけど、たまに、機内に入るときなんかに、パッケージツアーの添乗員が入国書類の書き方を懇切丁寧に説明してる場面を見たりする。こういうときはまわりに日本人が多いので、暇な機内で密かに日本人ウオッチングするのもなかなか面白いのだ。 以前、ある飛行機に乗った時、ツアー客の日本人夫婦が隣に座ってたことがあった。聞こえてくる会話から、どうも海外旅行は初めてらしい。 そうこうしているうちにスチュワーデス(正式名はフライトアテンダント)がドリンクを持ってきた。 多分誰もが経験することだが、初心者日本人にとってはこの瞬間が最も「緊張」する時なのだ。 "Any drinks?" と聞かれた瞬間、用意してきた答えがスポーンと抜けてしまう人も居るかもしれない。英語コミュニケーションの経験がない人だと仕方ないことかもしれない。 で、その夫婦、英語で聞かれた瞬間、5秒間カタマってしまったのだ.... (こ、、これは助けを出さねばいけない!) と思い立ったその時、ご主人の方が答えた。 「え~、あ、ああ、あれ、、、ウ、、ウィスキー!」 (お、ご主人、がんばったな、やっぱ妻の前ではカッコいいとこ見せなきゃな!。...でも、ウィスキーって普段使ってるジャン!) などと、心の中で突っ込みを入れてみたのだが、、、 ”ウィスキー”、この選択は実は初心者日本人にとっては悲劇的なワードなのだ。 というのは、、、 「飲み方を決めなくてはいけない」からだ。 案の定、スチュワーデスは、"Rock, Strait, or water?" と聞いてきた。 もちろんここまでくると初心者日本人が理解できるわけがない。 (こ、、ここまでか!やっぱヘルプ必要だな) と、口を開きかけたその時、そのご主人は自信満々で、 ジャックダニエル! あちゃ~... --------------------------- 話はまだある。 別の便のことだが、このときも隣が日本人だった。中年のおじさんが一人。 機内食を持ってきたときのことだった。 機内食は2種類の中からどっちかを選ぶパターンが多い。 この日は"Pasta or Omelet?(パスタかオムレツ)"だった。 これが悲劇を生んだ。。。 どうもこのおじさん、機内食の質問の答えを用意してたようなのだ。 スチュワーデスが"Pasta or Omelet?"と聞くと、すかさず、、、 「ビーフ!」 と答えてきた。 (ズルッ...僕がシートからずり落ちる音。※実際には3cm程度) この瞬間、ある光景が浮かんできた。 このおじさん、きっと来る前に経験のある人からアドバイスを受けてきたんだろう。「機内食は肉か魚だから、肉が食べたかったらビーフ、魚が食べたかったらフィッシュって答えればバッチシだよ」 これ以外考えられない、あまりにもレスポンスが早かったので。 さすがにスチュワーデスも理解できない。。。もう一度同じことを聞いた。 すると、 「だから、牛(ぎゅう)!、、、肉っ!」 (ズルッ...さらに3cm) も、もうこれは耐えられない、とうとうヘルプを入れてしまった。 「い、いやいや、パスタかオムレツのどっちかって言ってるんですよ...」と、少し恐縮気味に。 すると、そのおじさん、、「あ、、あなた、日本人でしたかあ、、あ~そういうこと言ってるんですか、ハハハ」と、微妙な笑い方をし、 そして、スチュワーデスの方を向き、すかさずこう言った。 「じゃあ、チキンッ!」 ズルッ...と完全にシートから落ちそうになったけど、かろうじてシートベルトに助けてもらった。 「あ、、、え、、、お、、、オムレツ、ですよね...」 「そうそう、それ!それだよ!」 結局、僕が「He take Omelet」とオーダーして、やっとのことでおじさんは機内食にありつけることができたのだった。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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