テーマ:映画鑑賞(1113)
カテゴリ:邦画-2010年
★★★★
鑑賞No:02031 製作:2010年 監督:中島哲也 出演:松たか子/岡田将生/木村佳乃/高橋努 <1/14~ DVDレンタル開始> ある中学校の終業式直後のホームルームで、担任の森口悠子は37人の生徒の前で告白を始める。自分の娘が死に、警察には事故死と判断されたが、実は事故で死んだのではなく、このクラスの生徒に殺されたと・・・・。事件に関わった人々の告白によって真相が明らかになっていく中、犯人に対し森口が与えた壮絶な罰によって犯人の生徒に対する復讐が遂げられていく・・・・。 冒頭からいきなり始まり、延々と30分にわたる松たか子演じる森口悠子の告白。その内容は衝撃的で、彼女の淡々とした口調に空恐ろしい恐怖を感じながらも、告白内容に惹きつけられていく。松たか子によるメインの告白はこの30分間で、内容的には完結しており、ショートストーリーとしても成り立っている。しかし、この告白後、後日譚のような内容が実は本編であり、告白内容よりも衝撃的な展開をしていく復讐劇となる。直接的には手をほとんどかけず、精神的にじわじわと追い込んでいき、自分と同じ最愛のものを失う恐怖と悲しみを味合わそうとする究極の復讐に、戦慄を覚えながら見てしまった。 主人公の気持ちも分かるが、決して後味のよい映画ではない。ただ、主人公の一方的な告白とせず、関係者それぞれの立場からの告白を交えていることで事件の真相により迫ることができる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
これは映画が封切りと同時に観に行きましたが、仰る様に決して後味のいい映画ではないですね。
色々と考えさせられる映画でしたが、正直言って余りピンと来る事はありませんでした。 やはり、私の時とは大きく違ってて是も時代の違いでしょうかね・・・ (2011年01月24日 02時41分30秒)
hy3de8さん
内容そのものというよりは、タイトルが示すように、関係者のそれぞれの告白から事件の真相が浮き彫りにされるという構成に興味を持ちました。松たか子の、物静かながらどこか不気味な、淡々とした告白シーンが印象的でした。 (2011年01月26日 20時05分26秒)
りらっくままハッシー!^o^さん
観る前に想像していた内容とはちょっと違っていましたが(原作を読んでいないので勝手な想像ですが・・・)、それでも結構面白かったです。 今までの印象とは違う松たか子の演技がちょっと不気味というか、物静かな口調だけに却って怖いです。 (2011年01月26日 20時10分23秒) |
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