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カテゴリ:松田賢二
この映画は芸が細かいっ。
よくまあここまで昔の香港映画のテイストを再現した。あっぱれですじゃ! 「そうそう!香港映画って、こんなんだったよね!」という演出が、これでもか!これでもか!と盛りだくさんですよ!ひゃっほー♪ 誰もおっぱい目当てで見ようという人はいないと思うんで、ばらしちゃうと、おっぱいぽろーんは、予告のあれで全部。 アフレコの入れ方とか、効果音の入れ方とか、画質とか、独特な間合いとか、スケールのでかいロケーションとか、とってつけたようなムニャムニャ…とか、映ってる映ってるから!とか、いかにもなシナリオとか、もうそのまんまな挿入歌とか、ぜーんぶ大好きだっ!(笑) 最初っから最後まで70'HongKongテイストがまったく崩れない。 このB級くささ!たまんねぇ~(≧▽≦) 松田さんの紫劉は、ちょっとエッチなんだけど、やるときゃやるって奴で、ちょっとふざけてると見せかけて実は思慮深く、意地悪そうで実は優しく、しかも強い!という、いかにも香港の人が大好きそうなキャラ。 ジャッキー・チェンを髣髴とさせる、ちょいクサい系の芝居もグー♪ 崩れる表情の落差と間合い、絶妙だぜよ!しかも可愛い!キュートだ!! もちろんアクションもいっぱい。 素手アクションもやたらすごいし、青龍刀さばきもめちゃくちゃカッコイイ。 ほとんどの役者さんはアフレコされていて自分の声ではないんだけど、紫劉の声は松田さんが自分でやっている。 やっぱり声いいし、アフレコ上手いしで、声優さんの中に混じってもまったく違和感なし。流石です。 個人的に、紫劉がゾウヨウマーフェンゾンとバンランツイをやってくれたのが、すごくすごぉ~~く嬉しかった!! 画面の前で「うお~っ!」って叫んじゃったよ。私、あればっかり3年もやってたんだなあ。 松田さん、やわらかい動きも上手ですね。 普通、やっつけでやるとロボットみたいな動きになっちゃうのに、滑らかな動きだったなあ。 でもちょっと肘の曲がり具合と、へその向きと、足の幅が狭いのが気になっちゃったっす(^^; (↑映画なんだからそこまで突っ込まない!) 好き嫌いが分かれる映画だと思うけど、松田さんのかなり楽しい演技が見れるので、とってもおいしい一本です!(^^)/ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
May 17, 2007 03:56:52 AM
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