朝、ちょっと寝坊して、ご飯を食べ終えて出かける準備をしようかというところで、電話が鳴った。弟だった。いやぁな予感。


おばあちゃんの意識がなくなったから病院に行って！と言われた。

私が一番近いから、最初についた。ＩＣＵに案内されるかと思ったら、病室で、意識はかろうじてあるような。

母と弟と昼を食べ、ふたたび祖母の部屋に行くと意識レベルは良くなっていた。


呼び掛けに反応するだけじゃなく、手が痛い、喉が乾く、酸素マスクが暑いなど、いろいろ言い始めた。

よく聞くと、昼前のことは半分以上覚えてないようだった。やっと意識がはっきりして、会話が成り立った。

涙でちゃったよ。
SPO2が85前後で、胸おしちゃったよ。

でも、よかった。
回復は厳しい。
年も年だし、心臓の爆弾もある。
延命はしないことになってる。
覚悟は出来てても、その時は先に伸ばしたくなる。

おばあちゃん、また話たいよ！
また行くよ！