カテゴリ:仮面ライダー響鬼
土曜日は失礼しました。
言ってたとおり今日も鶏肉三昧です(笑) 案の定、スーパーではクリスマス売れ残りの鶏肉が安売りされてました。 僕の【鶏肉黄金週間(チキン・ゴールデン・ウィーク)】はまだ続いてます。 さて、クリスマス・ジョークか?フェイクか?と思われたでしょうが、『響鬼』番外編的考察はちゃんとさせていただきます。 これが今年最後の『響鬼』考察となります。 以前、このブログでもお話しした【「凄・橘」に関する通報綴】、憶えてますか? 「第二十之巻 清める音」のレビュー(6月12日)で初めて取り上げていました。 たちばなでアルバイトをはじめた明日夢に、おやっさんが猛士の関東支部を明かしたシーンで、明日夢が部屋の中を見回した時、ふと気づいた棚のファイル群の中にそれはありました。 「全国失踪者リストファイル」、「魔化魍図鑑」、そして【「凄・橘」に関する通報綴】。 当時、「凄・橘」とは何のことか?と、あちこちの『響鬼』レビューブログで取り上げられていました。 その後の僕の仮説(その1)では、凄=スサノオ(ヤマトタケルと同一とする説)=童子(命名は酒呑童子より)、橘=弟橘姫(ヤマトタケルの妻)=姫(命名は紅葉姫)ではないかというお話しをしました。 後に、童子の命名は、陰陽師が都を連れ歩くときに式神を童子の姿に変身させていたことからでは?という仮説(その2)も立てています。姫に関してはふれませんでしたが。 この時は、まだ洋館の男女が登場しておらず、謎の男が黒幕だと思っており、謎の男は猛士の分派の「裏猛士」であるという仮説も立てました。 洋館の男女が登場してからの仮説(その2)では、凄=洋館の男、姫=洋館の女のことであろうと修正せざるを得ませんでした。 この「凄・橘」の正体は一体何だったのでしょう? 『響鬼』は残すとこあと3話。 現在の本編の展開を考えると、もうその謎が明かされることに期待はできないでしょう。 実は、僕はこの謎を解き明かすカギを見つけ、「これが真相では?」と思える説に至りました。 では、その真相とは‥‥ 僕らが本編で【「凄・橘」に関する通報綴】を最初に目にしたのは、前述のように、猛士関東支部で明日夢が見つけたファイル群の中からでした。(「第二十之巻 清める音」) しかし、そう思いこんでいただけなのです。 それこそが、僕らの考察の方向性を歪めてしまったことだったのです。 実はもっと前に別な場所に存在していたことを見落としていました。 その場所とは、「第十二之巻 開く秘密」のみどりの研究室です。 ビデオやDVDをお持ちの方は、どうぞ『響鬼・第三巻』で確認してみてください。みどりの研究室のスチール棚の中を。 目を凝らしてみれば必ず見つけられるはずです。 そして、みどりの研究室と聞いて、既に「あっ、そうか!」と思った人もいることと思います。 あの場所がどんな場所か?何が置かれているのか?を考えれば、自ずと答えが導き出されると思います。 お分かりにならない方はこちら『響鬼』東映公式サイト「こぼれ話し・みどりの研究室の秘密」をご覧ください。 大きなアカネタカのモデル、鬼たちが使っている物とはどこか形の違う音撃武器、数々の変身音叉‥‥ あそこに置かれているものは、『響鬼』企画段階のプロトタイプ(試作品)です。 そう、つまり【「凄・橘」に関する通報綴】も本編とは関係ない企画段階のものだったのではないでしょうか。 そして「凄・橘」とは、「童子・姫」という呼称が決定される前の企画段階の呼称だったのではないでしょうか。 実は本編の流れとは関係なかったという、なんか夢を壊したようで申し訳ないのですが、これが真相ではないでしょうか? では、企画段階にしろ「凄・橘」という呼称はどこからきたのでしょう? それは、やはり僕の最初の仮説(その1)に近いところではないでしょうか。 後に決定した童子・姫に関連づけなければいいわけです。 『劇場版・響鬼』の物語のベースは、まさしく「スサノオとヤマタノオロチ伝説」です。 TVシリーズの『響鬼』と『劇場版・響鬼』は、制作スタッフが違いますますが、もし企画段階で『劇場版・響鬼』と同様の構想があったとしたらどうでしょう? しかし魔化魍の存在以上に童子と姫の存在はやっぱり謎です。 なんとかしてこの謎は解き明かしたいものです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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