書評:『なぜ儲かる会社には神棚があるのか』 窪寺 伸浩著
2012年4月26日(木)書評:『なぜ儲かる会社には神棚があるのか』 窪寺 伸浩著【送料無料】なぜ儲かる会社には神棚があるのかども。本書はあさ出版様より献本頂きました。いつもありがとうございます。ハッと目に付くタイトルですよね。言われてみれば、オフィスに神棚って本来ミスマッチなものである筈なのに、誰もがその存在を普通に捉えています。言われてみれば・・・という感じですが、何故なんでしょうね?本書で謎解きをしてみましょう。目次:第1章 なぜ儲かる会社には神棚があるのか第2章 神棚で、会社が変わる、社員が変わる第3章 会社に神棚をどう取り付けるか第4章 木でつくられた本物の神棚を感想:実は僕は神道系の大学を出ています。神道の大学って言ってまず1番か、2番に名前が挙がるところです。ちなみに大学では一番偏差値の低い経済学部(笑)経済学部でしたが、一般教養の授業では「神道概説」なんて授業もあり、割と神棚とか神社の存在って普通の人よりは近いかもしれません。また、神田昌典さんの著書などから、見えないものを大切にすることの重要性を知ってからは月に最低一度は神社にお参りに行っています。近々で行ったのは、地元の神社、新宿の花園神社、府中の大国魂神社、日野の高幡不動などなどです。(↑結構、行ってるでしょ!)そんな私なので本書で語られている内容には100%賛同しますし、神棚を祀るという一見、ビジネスと縁のなさそうなことが、実は非常に大切なのだということを色々な切り口から実例からも理解することが出来ました。中でも、冒頭で書いたように、オフィスに神棚があっても誰も変には思いませんよね?ただ、オフィスに仏壇がある会社って見たことありますか?ないですよね。その辺の説明、即ち、神棚を祀るというのは特定の宗教を押し付ける行為ではなく、祖先などを敬う行為であるという指摘は言われてみれば「なるほどな~」と思います。本文中の以下の文章も本当にその通りだと思います。《神棚に祀られている神様たちは、確かに神ではありますが、 日本人共通の遠い先祖とも言える存在です。》P47また、では実際に神棚をどう選んで、どう取り付けるのか?神棚には木、しかも桧の木が良いなどという説明もあり、実用的な一冊となっています。まあ、「神棚マイスター」だから当たり前と言えば当たり前ですがね(笑)長年、受け継がれてきた習慣や信じられてきたことっていうのは何か良い効果があると信じられてきたからこそ続いてきているわけです。先祖に対する感謝の気持ちなんかもそうですよね。そうしたものを見直す良い契機となりました。何だか久々に死んだ婆ちゃんの墓参りに行きたくなりました(笑)著者紹介:神棚マイスター窪寺 伸浩(くぼでら・のぶひろ)まとめると:<神棚を祀るとこんなに良いことがあるよ。まず形から入ろう!>※この記事はアメブロでもアップしています。